◆ 平成30年度 総会報告

掲載日:2018年5月27日

 去る5月19日、かながわ県民センターにおきまして、定期総会が開かれ、全て議案書通りに可決されました。ご出席いただいた皆様、書面で評決してくださいました皆様、ご協力ありがとうございました。今年度の事業を活動計画のもと、スタートいたします。
可決された活動計画は次の通りです。


1 事業実施の方針
 我が国が、障害者の権利に関する条約(以下「障害者権利条約」という)を批准するにあたり、国内で進められた法整備の一環として定められたのが、障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律(以下「障害者差別解消法」という)である。
 この法律は障害の有無によってわけ隔てられることのない共生社会の実現を基本理念として掲げられ、2016年4月に施行された。
 障害者差別解消法などの法律では、差別的な対応や行為をしないようにするという、行為の変更を促すことはできる。その意味では法律というものは、行為を変えていくには有効な手段である。
 しかし、人の考え方や価値観そのものを変えていくためには、教育的アプローチが必要になってくると考えている。障害当事者が積極的に教育的なアプローチの場に関わっていこうとするものが、当法人が進める福祉教育事業への取り組みである。

 今年度も「よこはまふれあい助成金」及び「共同募金」の継続した採択を受けることができており、横浜市内の社会福祉協議会及び小・中学校との連携を深めることで、福祉教育の講師派遣事業をさらに充実・拡大をはかるとともに、昨年度に引き続き社会モデルの視点をわかりやすく理解するための学習教材の改訂に取り組み、第2弾として「中高一般向け者用冊子」(A5版)及び「小学生用冊子」(B5版)を作成し、昨年度作成の指導者用も含めこれら3種類の冊子のデータを当法人のホームページで公開し自由にダウンロードできるようにして全国の学校等で活用してもらえるように考えている。
 さらに今年度は同冊子の内容を分かりやすく解説した動画を制作し、冊子同様に公開し、これも全国の学校において活用してもらいたいと考えている。

 また、最新の情報技術などに関する取り組みでは、「NVDA勉強会」として継続するほか、「取扱説明書のユニバーサルデザイン化」についても引き続き取り組むこととしている。
 そして、これらの活動を、ホームページを通して積極的に広く社会に発信し、当法人の活動がさらに理解されるよう、より一層の充実をはかって行きたいと考えている。 

2 事業の実施に関する事項
(1) 特定非営利活動に係る事業
 ① 各種ICT製品及びサービス等に係る事業
  (あ) オープンスクリーンリーダーNVDAのSkypeによる勉強会
   実施予定日時:毎月第1土曜日の午後3時30分から5時
   実施予定場所:インターネット回線によるSkypeでのオンライン講座
 ② ユニバーサルデザイン製品及びサービス等に係る事業
  (あ) 「取扱説明書のユニバーサルデザイン化」
   実施予定日時:通年
   実施予定場所:法人事務所及び関係機関
 ③ 障害福祉に関する情報提供、調査、研究に係る事業
  (あ) 各種メーリングリストの運営
   実施予定日時:通年
   実施予定場所:法人事務所
  (い) ホームページの運営
   実施予定日時:通年
   実施予定場所:法人事務所
 ④ 障害に対する理解促進及び啓発に係る事業
  (あ) 福祉教育事業
   (a)福祉教育講座提供
    実施予定日時:通年
    実施予定場所:横浜市内を中心とした小・中学校等
   (b)活動講師研修
    実施予定日 :5~8月3月の各一回の全体研修 他 随時 
           講座聴講研修等
    実施予定場所:西区福祉保健活動拠点「フクシア」・
           かながわ県民センター・依頼校等
   (c)視覚教材制作
    実施日時 :通年
    実施場所 :法人事務所
    従事者数 :10名
  (い) 視覚障害理解映画「INNERVISION」(インナーヴィジョン)の普及活動
    実施予定日時:通年
    実施予定場所:法人事務所等