冊子p8p9 直子の生活・屋外編 [障害理解のための冊子の該当ページを縮小して掲載] ==========その内容ここから p8 ★ページ一番上 いらすと: ほほえんでいる直子さんの顔 ○顔から吹き出し: 街でも、見えなくても伝わるしくみや配慮があれば私にもわかるわ。 ★上側のイラスト: 左側にエスカレーター、右側にトイレ入り口 駅ホーム、エスカレーター乗り口から「カイサツグチ イキ ノボリ エスカレーターデス」の音声が出ている。直子さんはエスカレーターの下側にいてその音声に気づいた様子。 トイレ入口男女別マークのところから「ミギハ ダンシトイレ ヒダリハ ジョシトイレデス」の音声が出ている。 ●本文: 音声でも案内されているからわかります。 ★下側のイラスト: エレベーターの操作盤、浮き出し文字と点字表記。スピーカーからは「1カイデス」の音声が出ている。 ●本文: 操作ボタンにさわってわかる配慮があり、階数の音声案内もあるから安心して使えます。 p9 ★ページ一番上 いらすと: ほほえんでいる直子さんの顔 ○顔から吹き出し: 人の声かけやサポートも、障害をなくす大切な配慮のひとつね。 ★上側のイラスト: スーパーの店内、野菜売り場、店員さんといっしょに歩きながら買い物をしている直子さん ●本文: 店員さんが買い物の手伝いをしてくれるスーパーが増えてきました。 ★下側のイラスト: 人混みのホーム。そのまままっすぐ進むとホームから落ちてしまいそうな直子さん。それを声をかけて止めようとしているサラリーマン。 サラリーマンから吹き出し「あぶないですよ!」と声かけしている。 ●本文: 危険を声で知らせてくれる人や迷っていたら声をかけてくれる人がずいぶん増えてきました。 ==========内容ここまで [以下、解説書掲載内容] :見ること以外で情報が伝わる社会のしくみや人的配慮があれば障害はない p8社会のしくみにより障害がなくなることを紹介しています。 [冊子に掲載されているイラストの解説] 上:音声案内があり、行先やトイレの男女別表示に障害がない例です。 下 :触覚情報や音声案内があり、エレベーターに障害がない例です。 ===イラストの解説ここまで p9 人的配慮により障害がなくなることを紹介しています。 [冊子に掲載されているイラストの解説] 上:お店や会社が障害を無くすしくみを整えている例です。 個人商店は、誰もが店員さんと会話をしながら買い物をするので言葉で情報を得やすく、障害はありません。しかし、現在主流のスーパー方式は「見えるのが当たり前のしくみ」なので、障害ができてしまっています。 このことに気づいた店や会社では、その責任において「情報提供をする店員さんとともに買い物をする」という障害をなくすしくみを整えるところが増えてきています。 下:社会のしくみではありませんが、目で見ないと伝わらない周囲の様子を、近くにいる人が声で伝えてくれることで、危険がなくなる例です。 ===イラストの解説ここまで 社会のしくみ(環境整備・周囲の人の行動に見えないことへの配慮があること)で、障害がなくなったのです。 トピック記事 【 仕事 】 視覚以外の感覚を使って施術をするので、伝統的な「はり・きゅう・マッサージ」の従事者が多いですが、最近は、教師等の専門職や事務職も増えています。 そして技術の進歩や働き方の変化によって、更にたくさんの仕事の幅が広がってきています。 [View-Netのホームページ 仕事のところが直接開くQRコードを掲載]