小中学校教諭・社会福祉施設職員の皆様へ 特定非営利活動法人 神奈川県視覚障害者情報雇用福祉ネットワーク  (略称: View-net神奈川) 理事長: 新城 直 小中学校における福祉教育に関するフォーラム参加者募集のご案内 〜視覚障害当事者の立場からより望ましい福祉教育のあり方を目指して〜 近年、学校にて障害当事者が話をさせていただくことが多くなっています。 本法人では「講師となる当事者に多大なる責任があること」を踏まえ、障害当事者の研修を積み重ね、ご依頼いただいた学校にその人材を派遣しているところですが、よりよい講座を展開するには当事者の資質が高いことはもちろん「学校・社会福祉協議会など」との連係が欠かせないと実感しているところです。  このような経験を踏まえ、表題のフォーラムを企画いたしました。多くの皆様にご参加いただき、今後の福祉教育が、より効果的に転回される一つの足がかりとなることを障害当事者の立場で深く願っているところです。 一人でも多くの関係の方々のご参加を心よりお待ち申し上げます。 【開催要項】 日時: 2012年1月14日(土)、午前10時〜12時(受付 9:30〜、フリートーク終了時間は12時30分) 会場: 慶應義塾大学日吉キャンパス 独立館DB202教室       〒223-8521 神奈川県横浜市港北区日吉4-1-1        (東急東横線・目黒線、横浜市営地下鉄グリーンライン 日吉駅下車すぐ)        045-566-1000        http://www.keio.ac.jp/ja/access/hiyoshi.html 主催: 特定非営利活動法人 視覚障害者情報雇用福祉ネットワーク 後援: 横浜市社会福祉協議会       横浜市教育委員会       横浜市教職員組合 参加費: 無料 申し込み: 当日直接おいでください。 内容: ●View−Netの実践報告         中学校・小学校それぞれ、View−Netで実践した講座の中から、一校ずつを取り上げ、講座内容や         生徒児童の様子などを報告します。 ●講演  テーマ: 学校における福祉教育のあり方と、当事者活用法 講師: 慶應義塾大学 日吉心理学教室 中野泰志教授 ●中野先生を交えたフリートーク         (興味関心がある方々にのこっていただき、自由な質問・討議時間を設けます。) ☆日本福祉のまちづくり学会(中野教授も所属)からのお知らせ☆ 同日午後、同じ独立館DB202教室にて無料の公開イベントが開かれます。 @「制度としての人的援助の現状と課題 --ガイドヘルパーから移動支援、同行援護--」 時間:13時から14時30分(予定) A「東日本大震災から考える視覚障害者が安心して暮らせるまち(仮題)」 時間:14時45分から17時45分(予定) いずれも事前申し込み不要。よろしかったら、こちらにもご参加ください。 理事長よりごあいさつ 貴職におかれましては、日ごろより本法人の取り組みに対しまして多々ご支援・ご指導賜りこの場を借りまして改めて感謝申し上げます。  さて、福祉教育や人権教育あるいは、国語の教科書等で点字について触れられていることから、視覚障害当事者から直接話を聞く機会を設ける学校が多くなってきました。こうした中で、本法人でも設立初年度から視覚障害当事者としての責任の重大さから、当事者スキルアップ研修会を組織として積み重ねつつ学校への派遣事業を積極的に進めてきているところです。この取り組みを通して強く感じることは、「学校とコーディネート役の社会福祉協議会、障害当事者団体」の3者が連携を取ることでさらによりよい講座が児童・生徒の皆さんに継続的且つ充実した内容にて提供できて行くのではないかということがあります。また、視覚障害の疑似体験をするためのアイマスク体験についても視覚障害当事者の立場からは最新の注意を払いつつ実施しないと子供たちにかえってネガティブな意識を植えつけてしまうのではないかと複雑な思いを持っているのも事実です。  つきましては、これまでView−Net神奈川が実践してきたもののうち、3者の連携によって得られるメリットやデメリットについて改めて報告しながら皆様との意見交換をするとともに、「学校における福祉教育のあり方と、当事者活用法」と題して多くの実践と経験をお持ちの慶応義塾大学心理学教室の中野泰志先生に講演いただきさらには先生を交えて関係の方々とともにフリートークも実施することとしております。  このフォーラムを通じて今後の福祉教育が、より効果的に転回される一つの足がかりとなることを障害当事者の立場で深く願っているところです。 一人でも多くの関係の方々のご参加を心よりお待ち申し上げます。 講師紹介 慶應義塾大学日吉心理学教室中野泰志教授 バリアフリー空間構築に向けた研究、視覚障害、視覚聴覚重複障害者の支援の研究、ならびに障害当事者育成にも尽力されている。 http://web.econ.keio.ac.jp/staff/nakanoy/profile/official.html 特定非営利活動法人 視覚障害者情報雇用福祉ネットワーク(略称View−Net神奈川)  沿革 1977年 横浜市立盲学校を中心に、「視覚障害者の雇用を進める階」結成 2001年 活動分野を福祉・情報にも広げる「View−Net」に名称変更 2009年 特定非営利活動法人取得。組織的な福祉教育活動開始。 2011年 横浜市社会福祉協議会ふれあい助成金受託 ☆福祉教育活動についてWebに掲載していますので、ぜひご覧ください。http://view-net.org/welfare_edu 特定非営利活動法人                  神奈川県視覚障害者情報雇用福祉ネットワーク (View-Net神奈川)事務局 〒220-0005                        横浜市西区南幸2-9-19松本ビル6F       TEL:045-534-4097                                                FAX:045-342-8317                 URL:http://www.view-net.org           E-mail:jimukyoku@view-net.org