見えるってどんなことか考えたことはありますか?
あたりまえすぎて、考えたことのない人が多いと思います。

では、今、パソコンからちょっと目をはなして、まわりを見てみてください。
そこには何がありますか?

今、見ているものを全て説明できますか?
  • 見ているものまでの、距離(遠い、近い、手が届く、届かない)はわかりますか?
  • 見ているものの形はわかりますか?
  • 見ているものの色や模様はわかりますか?
  • 見ているものがどんな様子かわかりますか?
  • 見ているものを見て、どう感じましたか?

例えば、ここに書かれている風景のような道だったら、

綠がいっぱいの歩道。チョット狭いけど、散歩したら気持ちいいかな。左側の樹木の根元はブロックで囲まれている。右側の樹木は歩道に大きくはみ出るほど茂っている。虫とかいないといいけど。でも日陰もできていて散歩したいなあ。

なんて、見たときに思うのかも知れません。

「見た」ときに、何を見ましたか?
下線を引いたものを、一つ一つを確かめながら見ましたか?
きっとそうではないでしょう。
一度にすべてがわかったのではないでしょうか。
そして、見たとたんに思ったのではないでしょうか?

それが、「見える」ということです。


★見えない・見えにくいってどんなこと?
★見えない・見えにくい人は聴覚などが飛び抜けて発達するわけではありません