見えるってどんなことか考えたことはありますか?
あたりまえすぎて、考えたことのない人が多いと思います。
では、今、パソコンからちょっと目をはなして、まわりを見てみてください。
そこには何がありますか?
今、見ているものを全て説明できますか?
- 見ているものまでの、距離(遠い、近い、手が届く、届かない)はわかりますか?
- 見ているものの形はわかりますか?
- 見ているものの色や模様はわかりますか?
- 見ているものがどんな様子かわかりますか?
- 見ているものを見て、どう感じましたか?
例えば、ここに書かれている風景のような部屋だったら、
手を伸ばせば届くところにある文庫本が、きれいにせいとんされている。PCするより、○○と書いてある本を読みたい。小さくなった鉛筆と開いたノートがおいてあるが、まだ何も書いてない。何をメモすればいいのだろう。
なんて、見たときに思うのかも知れません。
「見た」ときに、何を見ましたか?
下線を引いたものを、一つ一つを確かめながら見ましたか?
きっとそうではないでしょう。
一度にすべてがわかったのではないでしょうか。
そして、見たとたんに思ったのではないでしょうか?
それが、「見える」ということです。