View-Net神奈川では、これまで多くの方々のご協力により、主に視覚障害を有するらくらくホンユーザーに対する年1回のアンケート調査を2001年より毎年実施し、その結果をエヌ・ティ・ティ・ドコモさんや富士通さんにお伝えし、主に視覚障害者の立場から、らくらくホンのさらなる改善・機能向上に尽力してまいりました。その結果、視覚障害者である全盲者や弱視者はもちろんのこと、高齢者を含め、誰にも使いやすいユニバーサル携帯電話へと進化してきました。
こうした取り組みが富士通株式会社より評価された結果、らくらくホンが累計販売1500万台を達成したことを区切りとして、このたび永年ご支援いただいたとのことで感謝を込めて感謝状および記念品を贈呈いただくこととなりました。
これも会員をはじめ多くの方々のご支援・ご協力のおかげであり、この場を借りまして心より感謝申し上げます。
らくらくホンは、視覚障害者の生活や仕事においてきわめて大きな福音をもたらしました。またこのらくらくホンはユニバーサルデザインを具限化し、世界に先駆けて成功した製品であり、同様の携帯電話及びキャリアのサービスはもとより、わが国をはじめ世界のユニバーサルデザインの製品化に及ぼす影響はきわめて大きなものがあったものと考えております。
このような実績を上げられましたことも会員の皆様をはじめ、これまでView-Net神奈川の活動にご理解・ご協力いただいた多くの方々のご尽力のおかげであります。この場を借りまして関係の皆様に改めて感謝申し上げますとともに、皆様とこの歴史的快挙の喜びを分かち合いたいと思っております。
皆様、本当にありがとうございました。
引き続きのご支援・ご協力のほど心よりお願い申し上げます。
以下、感謝状書面内容のテキストです。
感謝状
特定非営利活動法人神奈川県視覚障害者情報雇用福祉ネットワーク
理事長 新城 直殿
平素より「らくらくホンシリーズ」の製品開発に際し、利用者の視点に立ったユーザビリティ評価等で熱意あるご対応をいただき誠にありがとうございます。
お蔭様で「らくらくホンシリーズ」は平成21年3月に累計販売台数1500万台を突破することができました。
これもひとえに貴社の長年にわたるご協力のお陰であり、厚く御礼申し上げます。
今後も全力をあげて一層魅力ある「らくらくホン」を開発してまいりますので引き続きご支援ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
平成21年12月
富士通株式会社
代表取締役会長兼社長 間塚道義