更新日:2017年9月24日

白杖使用者、盲導犬使用者、弱視者、晴眼者がともにてをつなぎ、にこやかにし ている。その後ろには虹がかかっているイラスト

この社会には、同じ人は誰一人いません。

性・年齢・障害の有無・身長・体重・聞き手・家庭環境など全て皆違います。

性別・国籍・年齢など、さまざまな違いがある人々が、それぞれが自立し、相互に支え合い、主体的に暮らしていける社会。
全ての人々が社会から阻害されることなく、人間として生きることが承認され、支援体制が確立されている社会。

これが共生社会です。

共生社会の構成員は、いわゆる生産活動に従事している(できる)年齢、身体状況、知的状況を有するとされる人々だけではありません。

あらゆる社会に起こる競争場面に打ち勝てる人だけではなく、どんな状況の人々も構成員です。

共生社会に生活するということは、健常者にとっても安心して暮らせる社会です。

現在の健常者も弱者予備軍です。

やがて老いは必ずやって来ます。もしかしたら、若いうちに事故や病気で機能障害が発症するかも知れません。

そのようになったときにも堂々と主体的に生きていける社会に生きているならば、健常なときにおいても将来の不安を抱かないで生きていける社会であり、安心して暮らせる社会といえます。

それが共生社会なのです。

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