1.実施施設名:横浜市立黒須田小学校
2.実施日時 :平成27年9月24日 3~4校時(10:25~12:45)給食交流含む
3.対象者  :6年2組33名
4.内 容  :
   (1)三つのキーワードを画像に映し出して全員で声を出して読む。
      「配慮」「共生」「みんな違ってみんないい」
       特に「配慮」「共生」は丁寧に言葉の意味を説明

   (2)講師の自己紹介と体験談

   (3)日常生活の紹介
      ○四感+記憶の活用
       人が見ること以外で周りことがわかることの確認と体験
       ・聞いてわかる
       ・さわってわかる など
        (クイズ含む)
      ○画像を出しての自分自身の工夫
      ○画像を映し出してのユニバーサルデザイン製品の紹介とその意味
      ○画像を映し出してのバリアフリー製品の紹介とその意味
      ○人的サポートの重要さを説明

   (4)児童自身が受けている、又は受けてきた「配慮」を説明
       →決して、「配慮」は高齢者や障害者のためにあることではないこと、
        みんなの心の持ち方で「障害は作り出したり、無くしたりできる。」こと
        を繰り返して説明。
        どちらもできるのなら「障害を作らない、無くす人」になった方が良い。

   (5)そこにどんな配慮があったら社会生活上の障害がなくなるかクイズ

   (6)まとめ・メッセージ

   (7)質問コーナー

5・講師の感想など
    ○とても熱心に意欲的に聞いていた。
    ○質問時間をたっぷり取ったり、給食交流の時も含めても聞ききれない児童がいた。

6.学校からの感想など
  <先生から>
   ○とても意欲的、積極的に聞いていた。
   ○質問も途切れることなく出ていて、聞ききれない児童がいた。
   ○考えていたよりも多くの質問が出た。
   ○学校に少し早めに着いたので、講座会場での打ち合わせや道具の点検などがゆっくり
    できて良かった。
   ○ 講師が誠実に自分自身の体験や生き方・考え方を語ってくれた姿勢そのものが、
    子どもにとっては何よりの学びだった。
   ○ 講師との出会いが子どもたちの関心や意識を変化させたのだと感じられる場面が
    あり、 私自身もうれしかった。

  <児童から>
   ○ 話を聞いてあらためて障害には二つの意味があるなと思いました。
    一つは治せない障害で、見えないとか足が動かないとかのこと。
    もう一つは、私たちが治せる社会にある障害です。私たちが作り出してしまう障害
    は私たちにも障害になる。そのようなことを防ぐにはと言うことを今回学んだと
    思います。だからこそ、それを実践し、他に知らない人や心がけていない人に伝え
    ていこうと思いました。
   ○ 社会に障害を作ってしまったら、みんなが困ると考えました。これからは障害を
    作らないようにして、作っている人を見かけたら声をかけて障害を無くしたい
    です。
   ○ これから自分にできることは障害者の人だけでなく、みんなに配慮すること。
    そしていろいろな人と出会うことです。
   ○ 「人との出会い」と「あきらめない心」が大切と感じました。
    自分が障害者になってもならなくても、失敗しても、あきらめずに人との関わりや
    出会いを大切にしていきたいと思います。

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