1.実施施設名:横浜市立平沼小学校
2.実施日時 :平成28年7月9日 9:15~10:15(前半)10:45~11:45(後半)
        *但し、オープニングセレモニー、エンディングセレモニーを含めると
         8:50~12:05.
3.対象者  :5,6年生。前後半とも約30名。合わせて約60名 
4.内  容 :
  *平沼フェスティバルの中の一つのプログラムとして実施。
 (1)三つのキーワードを画像に映し出して全員で声を出して読む。
    「配慮」「共生」「みんな違ってみんないい」
     →特に「配慮」「共生」は、丁寧に言葉の意味を説明。
 (2)講師の自己紹介と体験談
 (3)日常生活の紹介
   ○ 四感+記憶の活用
    ・人が見ること以外で周りのことがわかることの確認と体験
    ・聞いてわかる、触ってわかるなど(クイズを含む)
   ○ 画像を出しての自分自身の工夫。
   ○ 画像を映し出してのユニバーサルデザイン製品の紹介とその意味。
   ○ 画像を映し出してのバリアフリー製品の紹介とその意味。
   ○ 人的サポートの重要さを説明。

 (4)児童自身が受けている、または受けてきた「配慮」を説明。
    →簡単な社会モデルで捉えた障壁の考え方を説明。
 (5)そこにどんな配慮があったら障害がなくなるかクイズ。
 
 (6)まとめとメッセージ
    ・決して「配慮」は高齢者や障害者のためにあることではないこと。
    ・みんなの心の持ち方で、「社会に存在する障害は作り出したり、無くしたり
     できる。」ことを繰り返して説明。
    ・どちらもできるのなら「障害を作らない、無くす人」になった方が良い。

 (7)質問コーナー

5.講師の感想など
  ○ 問いかけをした時にはすぐに返事をしてくれたので、進めやすかった。
   また、問いかけ以上に、いろいろな話が返ってきて意欲的に参加していると感じた。
  ○ 親しげに休憩時間に雑談をしにくる児童たちがいた。
6.学校からの感想など
 <先生から>
  ○ とてもおもしろく、子どもたちもよく聞いていました。
  
 <児童から>
  ○ 配慮や共生を知り、人はみんな違ってみんないいことがわかりました。
  ○「 目が見えなくても、さわり心地、臭い、耳で周りのことがわかる。」と前向きな
   思いを持っていたので、私も講師の人たちのように前向きな気持ちを持ちたいです。
  ○ もしぼくが目が見えなくなった時、今日学んだことがいかせると思います。
  ○ 福祉についてよく考えたことがなかったけれど、あらためて考えられたのが良かった
   です。

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