1.実施施設名:戸塚区区民文化センター さくらプラザ
2.実施日時 :2016年10月11日(火)9:00~12:00(途中20分程度の休憩)
3.対象者  :戸塚区区民文化センター さくらプラザ職員25名
4.内 容  :
 ○ 視覚障害者への誘導法実演を含めて、以下の講座を実施する。
  (講座の目的)
   ・プライオリティパーソン研修(配慮が必要な方への案内)を毎年行っております。
    さまざまなお客様がいらっしゃる中で、どのような配慮が必要なのか。そして、
    周りのお客様へも理解いただけるようにしていき、どなたでも来館いただける施設
    にしていけるよう職員一同学んでいきたいと考えております。

 (1)共生を実現するための基本的な考え方
   ・ノーマライゼーション、インクリュージョン、障害の社会モデル、バリアフリー、
    ユニバーサルデザインの説明。

 (2)接遇の基本
   ・人権を尊重し、プライバシーに配慮する。
   ・障害のある方が主体者であることに留意し、主体性や意向を尊重したお手伝いを
    する。
   ・相手(障害のある方)の立場に立って、わかりやすいコミュニケーションや安心感
    を持たれる接遇に努める。
   ・不愉快な接遇の例

 (3)視覚障害者への誘導法の基本と応用実習

5.講師の感想など
  ・とても熱心に取り組んでいた。
  ・この施設のイベントなどに視覚障害者が実際に参加して、いろいろな感想や要望を
   出していくとよいと思う。

6.受講者からの感想
  ・相手がどのような方であるかは関係ないのだと感じました。
  ・すべてを助けるのではなく、障害者の意思などを尊重した少しの誠意のある
   サポートで障壁はなくなるのだなと思いました。
  ・真に「共生」できる社会ができるように、いろいろなところで協力したいと
   感じました。
  ・仕事の場だけでなく普段の生活にも自らに置き換え、社会全体を通してまずは
   知っていくことから始めていきたいと思います。
  ・積極的に声をかけたり、わからないことをはっきり伺って、お互いが気持ちよく
   接することが一番スムーズな対応だと思いました。
  ・知ったかぶりではなく、何でも聞いて気持ちよく障害者が行動できるように私も
   自然と行動できるようになりたいと思います。
  ・見えないことに想像力を働かせなくては、と思いました。障害者もそれぞれ違う
   こともわかり、ご本人にお聞きするのが一番いいということを学べてよかった
   です。

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