1.実施施設名:横浜市立豊田小学校
2.実施日時 :平成28年11月10日 3,4校時 10:50~12:15
3.対象者 :4学年全体 3クラス 106名
4.内 容 :
(1)三つのキーワードを画像に映し出して全員で声を出して読む。
(2)講師の自己紹介と体験談
(3)日常生活の紹介
○ 四感+記憶の活用
①人が見ること以外で周りのことがわかることの確認。
・聞いてわかる
・触ってわかる など
②聞いてわかる・触ってわかる体験(クイズ含む)
○ 画像を出しての自分自身の工夫。
○ 画像を映し出してのユニバーサルデザイン製品の紹介とその意味。
○ 画像を映し出してのバリアフリー製品の紹介とその意味。
○ 人的サポートの重要さを説明。
(4)児童自身が受けている、または受けてきた「配慮」を説明。
→決して「配慮」は高齢者や障害者のためにだけあるのではない
こと。
(5)簡単な社会モデルで捉えた障害の考え方
傷害は作り出すことも無くすことも、みんなの気持ち次第でできる
こと。
お互いに配慮や共生の気持ちに溢れた社会ができることが、みんなが
快適に暮らせる社会の実現に繋がること。
(6)先生をモデルにした、簡単な声かけの方法
(7)質問コーナー
(8)講師の感想など
○ 児童は熱心に聞き、声を出して参加していた。
○ 休み時間にも遊びに来るなど、積極的な児童だった。
○ 児童の発言から事前学習をかなり良くしていたことが感じられた。
6.学校からの感想など
<先生から>
○ 障害への理解が深まるとともに、講師の人間性・生きる姿・思いに
触れることができたことがなにより大きかったようです。
○ 素直な気持ちで、意欲的に臨んでいました。
○ 講師のお人柄・人として生きる姿に子供たちも、保護者の方々も、
私たち教員も大きく心を動かされました。
<児童から>
○ 目が見えなくなっても、いろいろなものや心で何とかできることが
わかりました。これから配慮をたくさんしていきたいです。
○ ユニバーサルデザインというデザインがあることが一番心に残りました。
○ お話の中で、障害を作る方でなく無くす方をたくさんするということが
よくわかりました。
○ 僕は目が見えないことを考えたことがありません。しかし、目がみえなく
ても講師の人の話を聞くと僕も楽しく過ごせそうです