1.実施施設名:横浜市立南中学校
2.実施日時 :平成28年11月18日 14:40~15:20
3.対象者 :2学年全体 6クラス 228名
4.内 容 :
(1)三つのキーワードを画像に映し出して全員で声を出して読む。
(2)講師の自己紹介と体験談
(3)日常生活の紹介
○ 四感+記憶の活用
人が見ること以外で周りのことがわかることの画像を映しだしての
紹介と確認。
・記憶していること。
・聞いてわかること
・触ってわかること など
○ 画像を出しての自分自身の工夫。
○ 画像を映し出してのユニバーサルデザイン製品の紹介とその意味。
○ 画像を映し出してのバリアフリー製品の紹介とその意味。
○ 人的サポートの重要さを説明。
(4)生徒自身が受けている、または受けてきた「配慮」を説明。
(5)少し踏み込んだ社会モデルで捉えた障害の考え方を説明。
(6)まとめとメッセージ
社会的障害は、作り出すことも無くすことも皆さんの気持ち次第で
できる。
お互いに違いを認め合った配慮や共生の気持ちに溢れた社会ができる
ことが、皆さんが快適に暮らせる社会の実現に繋がる。
5.講師の感想など
○ 当初は慣れないことでしたので難しそうでしたが、それなりに声を出して
問いかけに応じていました。
6.学校からの感想など
<先生から>
○ 生徒は興味を持って画像を見たり、話を聞いていた。
○ 生徒の感想を読むと今回の講話のお話を聞き、町中の点字ブロックの
上に物を置いてはいけないことや困っている人がいれば声をかけたい
という意見が多数あり、心の教育につながったと思います。
<生徒から>
○ 今回の話を受け、普段と違う視点から考えることができました。
自分だけがよいのではなく、他の人のことを考えることが大切だと
学びました。
○ 他人との違いを認めることを恐れず、もっと広い視野を持てるように
したいです。
○ 話を聞いて、人を思いやることは大切なことだとあらためて思いました。
配慮することは目が不自由でない私たちにも大切なことだと思います。
だから、僕も人を思いやる気持ちを持ちたいです。
○ 人は障害を作ることも無くすこともできるという話に共感しました。
みんなは集団の中で生きているから、なおさら一人の行動が周りに強く
影響するのだろうと思います。