横浜市立東俣野小学校 高学年

1.実施施設名:横浜市立東俣野小学校
2.実施日時 :平成28年12月6日 2校時 9:35~10:15
3.対象者  :4~6年生高学年全体 
         (各学年2クラスずつ) 190名
4.内  容 :
 (1)導入
   ○ 講師の名前程度の自己紹介
   ○ 声や拍手など聞こえることで、講師に伝わる返事を促す。
    →この中で「見えなくても聞こえたことや触ることなど」で伝わる
     ことを説明。
 (2)生活の中で困ることを紹介し、なんで見えないと困るのかを児童に
    考えてもらう。
 (3) (2)を踏まえて具体的事例を通して、「困るもの」はどのような
    状況だから困り、そこにどんな仕組みがあったら困らなくなるのかを
    児童と考える。
   ①見てわかることの情報しかないものは困る。
    だけどそこに点字表示もあることで困らない。
    (点字表示のある缶詰・カレンダーなど)
   ②見てわかることの情報しかないものは困る。
    だけどその情報が音声でも聞ければ困らない。
    (読み上げ機能が最初から搭載されているスマートフォン・色の
     識別をして音声で伝える機械など)
   →そこに見えなくても伝わる仕組みがあると困らない(障害はない)

 (4)困ること(障害)は、目の見えない人だけに起こることではなく、
    誰もがあること。
    →子ども向けバリアフリー製品・・・体のサイズに合わせた机の
     提供を学校で受けていることなど。
   ○ 背が低いと高いところにあるものが届かない。
    →踏み台は便利な製品
   ○ 子どもが使いやすいサイズの靴
    →見えない人と同じく、その人の状況に合ったものを使っている。

 (5)一般的な視覚障害者の誘導方法の説明

 (6)質問タイム
    →答えを児童と共に導き出した。
    
 (7)まとめ・メッセージ
    視覚障害だけでなく、いろいろな人のことを理解すること、また
    知り合うことで、相手に何をしてあげたらよいかなどを考えられる
    人になってもらいたい。

5.講師の感想など
   ○ 講話時間が30分の講座であったが、こちらが用意した内容をすべて
   盛り込んで進めることができた。
  ○ 子どもたちが、私たちの問いかけや説明に対して声で答えるなど、
   児童の参加型の講座ができた。
  ○ 階段の上り下りの仕方についての質問があったので、その時に白杖の
   2つの役割と使い方の説明も交えて白杖歩行について具体的に理解で
   きる時間がとれてよかった。
  ○ 校長先生をはじめ担当の先生や各学年の先生も熱心であった。
   
6.学校からの感想など
   <先生から>
    ○ 事前打ち合わせをしたので、当日の内容・流れについて確認できて
     よかった。

    ○ 内容的にはわかりやすかったが、視覚的わかりやすい提示があると
     さらによかった。
    ○ 困ったことやできないこと・やりにくいことがあってもその人にと
     って何が必要なのかを考えて、みんなが安心して生活していきたい
     と思いました。

  <児童から>
    ○ 今まで障害と言ったら目が見えない、耳が聞こえないことだと思っ
     ていました。けれどこの授業を受けて不便ということが障害なんだ
     と思いました。
    ○ 一つずつ障害をなくす方法を考えて、もっと安心安全に暮らしてい
     けるようにしたいと思いました。
    ○ もっとUDなどが増えるといいです。そして、「できない」のではな
     く「できるようにするにはどうしたらよいか」を考える大切さがわ
     かりました。
    ○ 「障害」の本当の意味をあらためて考えることができてよかったで
     す。 これからは「障害者」と言われる人だけでなく、困っている人
     がいたら助けていきたいです。
    ○ 今日のお話で思いやりを大切にしていきたいと思いました。
     今、私ができることは少ないと思いますが、周りで困っている人がい
     たら声をかけるなど、できるだけのことをしていきたいと思いました

    ○ 自分はもし目が見えなくなったらどうしようと不安でしたが、見えな
     くてもいろんなことができることを知れてよかったです。
 

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