鎌倉市立今泉小学校

1.実施施設名:鎌倉市立今泉小学校
2.実施日時 :平成28年12月13日  3~4校時  10:40~12:00
3.対象者  :4学年全体 3クラス 75名
4.内  容 :
 (1)導入
   ○ 声出しを促す。
   ○ 三つのキーワードを画面に映し出して全員で声を出して読む。
 (2)講師の自己紹介と体験談
   ○ みんなと違う見え方の違いが現れ、混乱した心境。
   ○ 見えないこと(欠点と思っていたこと)を伝えられた。
   ○ 友達の配慮で支えられた。
   ○ 外では状況が変わる。→安全に歩くためには?

 (3)3種類の歩行手段と盲導犬歩行を選択したわけ
   ○ 手引き歩行
    ・誘導の説明。
      こんなところでできる→バスや電車での座席や近くのドアまで
   ○ 白杖歩行→歩行方法
   ○ 盲導犬歩行→こんな歩きがしたいと感じた。

 (4)盲導犬の生涯、訓練、仕事紹介
    (子どもの周りを歩いて説明・身体障害者補助犬法について)
   ○ 3種類の補助犬
    →聴導犬・介助犬・盲導犬
   ○ 法律の簡単な説明
    →知らない・理解がない・入店拒否
   ○ 盲導犬への配慮
    →声をかけない・触らない・物を与えない・目をみつめない・
     障害をつくらない
   ○ 盲導犬の家の中の様子
    →世話は一緒に歩く人がする。食事・トイレ・ブラッシングなど。
   
 (5)日常生活の紹介
   ○ 4感+記憶の活用
    ①人が見ていること以外で周りのことがわかることの確認。
     ・聞いてわかる
     ・触ってわかる 
      など。
    ②聞いてわかる・触ってわかる体験(クイズを含む)

   ○ 自分自身の生活の工夫
   ○ 画像を映し出してのユニバーサルデザイン製品の紹介とその意味
   ○ 画像を映し出してのバリアフリー製品の紹介とその意味
   (このような製品を作ったのも個人、つまり周りの人たちのちょっと
    した声かけも配慮として大事なもの)

(6)先生をモデルにしたちょっとした声掛けの方法

(7)「どのようにして障害を作り出すのか、無くすのか」事例をだして
   説明。

(8)児童自身が受けている、受けてきた「配慮」を具体的な事例を挙げて
    説明
    簡単な社会モデルで捉えた障害の考え方の説明
    障害は作り出すことも無くすこともみんなの気持ち次第でできること。
    お互いに配慮や共生の気持ちに溢れた社会ができることが、みんなが
    快適に暮らせる社会の実現に繋がること。

(9)クイズ
     信号がある横断歩道での、みんなができる配慮とは?

 (10)まとめとメッセージ
   ○ 配慮は身近なところからできること。
   ○ 配慮の心で障害を作り出さない、暮らしやすい社会、学校・クラスを
    目指してほしいこと。。
    

5.講師の感想など
   ○ 子どもたちはよく話を聞いてくれて、発言もたくさんありました。

6.学校からの感想など
  <先生から>
   ○ 講座実施後の児童は、みんなが心豊かに生活すために自分にできる
    ことは何かを考えたいという児童の意見があり、講師の方の想いを
    受け取った児童が多くいたように思う。
    また、実際に目の不自由な方に会ったら、声をかけたいやお手伝い
    したいなど実践しようと思う児童も多くいた。
    今後は、この児童の想いを学年や他の学年、保護者、地域の方々に
    伝えられたらと思う。
    日頃の生活からも困っている人を見かけたら声をかけたり、お手伝
    いできるようになれば幸いである。

  <児童から>
   ○ 盲導犬の動きが人に通じていることが心に残りました。
    盲導犬が指示に従って歩くということを初めて知りました。
    社会から障害を無くすということや盲導犬の家での様子も
    よくわかりました。
   ○ 盲導犬の仕事が5個以下だということに驚きました。でも、その仕事が
    とても大切なんだとわかりました。
    話を聞いて自転車など邪魔な所に置いたり、道を歩くときは広がって
    歩いたりしないようにしようと思いました。
   ○ 盲導犬とコンビニに買い物に行って、ドアをさがす命令を言っても
    ドアの周りに人がいて中に入れなかったという話が心に残りました。
    僕は障害にならないようにします。
   ○ 一番心に残ったのは、目が見えなくてもみんなと同じ生活ができると
    いうことです。
    目が不自由な人も嫌なことばかりではないということがわかりました
    目が不自由な人がいたら、声をかけたり横断歩道を一緒に渡ろうと
    思いました。

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