1.実施施設名: 横浜市立上郷小学校

2.実施日時: 平成29年9月8日 3~4校時 10:40~12:00

3.対象者: 4学年全体 3クラス 88名

4.内容:
 (1)3つのキーワードを画像に映し出して全員で声を出して読む。
 (2)講師の自己紹介と体験談
 (3)日常生活の紹介
   ○ 五感のうちの視覚以外の四感+記憶の活用
    ①人が見ること以外で周りのことがわかることの確認。
     ・聞いてわかること
     ・触ってわかること など
    ②聞いてわかる・触ってわかる体験(クイズを含む)
   ○ 画像を出しての自分自身の工夫。
   ○ 画像を映し出してのユニバーサルデザイン製品の紹介とその意味。
   ○ 画像を映し出してのバリアフリー製品の紹介とその意味。
   ○ 人的サポートの重要さを説明。
 (4)児童自身が受けている、または受けてきた「配慮」を説明。
   →決して「配慮」は、高齢者や障害者のためにだけあるのではないこと
 (5)簡単な社会モデルで捉えた障害の考え方を説明。
 (6)まとめメッセージ
   ・障害は作り出すこともなくすことも、みんなの気持ち次第でできる
    こと。
   ・お互いに配慮や共生の気持ちに溢れた社会ができることが、みんなが
    快適に暮らせる社会の実現に繋がること。 
 (7)先生をモデルにした簡単な声掛けの方法
 (8)質問コーナー

5.講師の感想など
 ○児童は真剣に聞き、見て、声も出してくれた。
  また、休み時間にも質問に来るなど、興味を持ってくれた。
 ○担当の先生が非常に熱心な方だった。

6.学校からの感想等
〈児童から〉
 ○障害は一人ひとりが配慮することによってなくなるということが一番印象に残
  りました。みんなが仲良くするには配慮が必要だからと感じたからです。
 ○障害をなくす人になります。そして困っている人を見かけたら僕が手伝います。
  そして僕は障害を作らないように心がけます。
 ○配慮のできる人になりたいです。
 ○目が見えなくても人として変わりはないことがわかりました。これからは障害を
  増やさないようにします。
〈先生から〉
 ○打ち合わせで講座前に話を聞けたので、子供の事前学習に役立ちました。
 ○堅苦しい話だけではなく、日常のことを率直に話してくださり、子供だけでな
  く、私たちもよく知ることができました。
 ○配慮や共生といった言葉が、子供たちの中にしっかりと入っているなと感じまし
  た。「みんなちがってみんないい」という思いで、人と接する心を育てていき
  たいです。

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