1.実施施設名: 横浜市立桜井小学校

2.実施日時: 平成29年9月27日 10:00~11:30

3.対象者: 4学年全体 2クラス 57名

4.内容:
 (1)3つのキーワードを画像に映し出して全員で声を出して読む。
 (2)講師の自己紹介と体験談
 (3)日常生活の紹介
   ○ 五感のうちの視覚以外の四感+記憶の活用
    ①人が見ること以外で周りのことがわかることの確認。
     ・聞いてわかること
     ・触ってわかること など
    ②聞いてわかる・触ってわかる体験(クイズを含む)
   ○ 画像を出しての自分自身の工夫。
   ○ 画像を映し出してのユニバーサルデザイン製品の紹介とその意味。
   ○ 画像を映し出してのバリアフリー製品の紹介とその意味。
   ○ 人的サポートの重要さを説明。
 (4)児童自身が受けている、または受けてきた「配慮」を説明。
   →決して「配慮」は、高齢者や障害者のためにだけあるのではないこと
 (5)簡単な社会モデルで捉えた障害の考え方を説明。
 (6)まとめメッセージ
   ・障害は作り出すこともなくすことも、みんなの気持ち次第でできる
    こと。
   ・お互いに配慮や共生の気持ちに溢れた社会ができることが、みんなが
    快適に暮らせる社会の実現に繋がること。 
 (7)先生をモデルにした簡単な声掛けの方法
 (8)質問コーナー

5.講師の感想など
 ○ おとなしく静かに聞き、見て、声も出してくれた児童さんでした。
 ○ 担当の先生には、こちらの意図を十分にご理解いただけ、一切を任せて
  いただけました。

6.学校からの感想等
〈児童から〉
 ○「配慮」という言葉をはじめて知りました。配慮は障害を無くすことがわかりま
  した。配慮をしないとみんなが困ります。みんなが配慮をすれば障害がなくなる
  と思います。
 ○一番心に残ったことは、僕は障害を作ることもできるし、なくすこともできると
  いうことです。
 ○きょうの話を聞いて、とにかく前向きに考えることが大切だとわかりました。は
  じめは目が不自由な人はたいへんそうなイメージがあったけど、講師の人の日常
  生活はすごく楽しそうでした。私はこれから身の回りの障害をなくし、配慮を
  もっともっとしていこうと思います。
〈先生から〉
 ○講師の話が子どもたちをぐっとひきつけて、言葉一つ一つを真剣に聞く姿に、た
  くさんの事を学びました。
 ○言葉の一つ一つが子どもの中に残っており、「障害」という言葉のイメージが変
  わったと感じる事が出来たという子が多く、とても貴重な体験をさせていただき
  ました。

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