障害をなくす重要な要素 社会のしくみ編(リンク) で紹介したものに加え、自分なりの工夫で障害をなくすこともできます。
再度、3つの社会のしくみについても紹介します。
★ユニバーサルデザイン
最初から最大限の人に使いやすいように作られた製品やサービス
ボディーにギザギザがついたシャンプーボトル
ボディーに点字表示がついているボンド
★バリアフリー
特定のからだの状況の人に使いやすく配慮された製品やサービス
凸点付きはかり(カバーがなく、凸点がついた目盛りと針が直接触れる)
触る腕時計 蓋を開けて直接針に触ることができる
★人的配慮
周囲の人のちょっとした声かけ、情報提供
★自分なりの工夫
みなさんもそれぞれが生活しやすいように、いろいろと工夫していることがあると思います。
例えば、物がすぐに探せるように置く場所を決めておいたり、整理整頓しておいたりしていますよね。
刃物など危険な物の取り扱いには注意してますよね。
見えない見えにくい人たちも同じです。
見える人と違うところは、
そこに視覚情報だけしかないものについて、それでは障害になりますから、障害をなくすために視覚以外からの情報を付加しておくことなどもしていることです。
視覚以外の情報を付加する(ボトルの中味が触ってわかるようにボトルの一つに輪ゴムを巻いている)
位置を変えない(危険な物はいつも同じ位置に同じ置き方にする)
★人的サポートの活用
まだまだ「見えるのが当たり前」で送られてくる「お知らせ」がほとんどなので、障害になっています。
また、どうしても視力以外からは伝わらないこともありますから、見たことを伝えてくれる専門職の方などの目を借ります。
手書きの手紙や広告などを読んでもらう。
洗濯物の汚れやシミをきれいにしてもらう。 など
★見えない・見えにくい人に障害(バリア)が作り出されているのはなぜ?
★見えない・見えにくい人の障害はどのようなことでなくなるの? ―― 文視覚障害者の文字処理 ――
★見えない・見えにくい人の障害はどのようなことでなくなるの? ―― 視覚障害者の歩行 ――
★あなたにも「見えない・見えにくい人」の障害をなくすことができます
★あなたの何気ない行動が障害を作り出していることがあります
★人権教育・障害理解コーナー