1.実施施設名:横浜市立不動丸小学校
2.実施日時: 平成29年11月17日 3~4校時 10:20~11:50
3.対象者:4年4組 30名
4.内容:
(1)導入
○講師の自己紹介
○話を聞く時に協力してほしいこと
(2)講師の生活の紹介
○パソコンの活用 →文字を書く、文字を読む、新聞を読む
○携帯電話の活用 →メールを読む、本を読む
○点字 →メモ等の記録をする
○外出
(3)障害を社会の視点で考えて!
○見えなくてもわかること。
○障害をなくす配慮の仕組み(ユニバーサルデザイン)
○障害をなくす配慮の仕組み(バリアフリー)
○障害をなくす配慮の仕組み(誰もができる配慮)
・事例)見えない人が道に迷っている →声かけ(何かお手伝いできることあ
りますか)
・誘導法の実際
○必要としていることはそれぞれ違っている
(4)障害って何だろう
○どんなことで障害が作り出されるのか、どんなことで障害がなくなるのか
→障害は障害者にだけあるのではなく、誰にでも作り出したりなくしたりでき
るもの
→だから、配慮もユニバーサルデザインもバリアフリーも、誰にでも深くかか
わる大切なこと
(5)こんなとき、あなただったらどうする?
○4つの事例を通して
(6)互いの違いを理解する
→みんなちがってみんないい
(7)質問タイム
5. 講師の感想など
○一クラスで児童との距離が近く、とても進めやすかった。
○問いかけに多くの児童が積極的に反応していた。
6.学校からの感想など
〈児童から〉
○障害は体の病気と思っていたけど、だれもが作り出してしまうもので、でも無くそうと思え
ば無くせるということをはじめて知りました。人々が少しだけ努力すれば、もう障害はな
くなるのではないかと思いました。
○障害は私たちにも関係あるし、考えていきたいし、これから低学年に伝えていきたいです。
○障害の場を作らないようにしたいです。なるべく障害の人を増やさないようにしたいです。
目の見えない人を見つけたら積極的に助けていきたいです。
○バリアフリーをがんばります。困っていたら無視しないで助けます。
〈先生から〉
○障害とは何かを改めて考えたときに、自分たち自身で障害は生み出されるものであること・
自分たちの気持ち次第で障害がなくなることに気が付く児童もいました。
○教育者として、障害をお持ちの方への理解や、私たちにできることや思いをどのように子
どもに指導するか、正直、悩むこともありましたが、今回の講座を通して自分自身もすご
く勉強になりましたし、子どもの意識も少し変わったと感じます。