1.実施施設名:横浜市立下野庭小学校
2.実施日時: 平成29年11月28日 3~4校時 10:50~12:25
3.対象者:4年生学年全体3クラス 99名
4.内容:
テーマ 障害ってなに
(1)導入
○講師の自己紹介
○話を聞く時に協力してほしいこと
(2)講師の生活の紹介
○生活に使っている道具の紹介
○点字について
○点字を読んでの作品の朗読
(3)障害を社会の視点で考えて!
○見えなくてもわかること
○障害をなくす配慮の仕組み(ユニバーサルデザイン)
○障害をなくす配慮の仕組み(バリアフリー)
○障害をなくす配慮の仕組み(誰もができる配慮)
・誘導法の実際
(4)障害って何だろう
○どんなことで障害が作り出されるのか、どんなことで障害がなくなるのか
→障害は障害者にだけあるのではなく、誰にでも作り出したり、なくしたりできる
ものである
→だから、配慮もユニバーサルデザインもバリアフリーも、誰にでも深くかかわる
大切なことである
5.講師の感想など
○休み時間には大勢がそばに来て、点字等に高い関心を持つ児童だった。
○講座中も活発に反応する児童だった。
6.学校からの感想など
〈児童から〉
○他の人が障害をつくってしまうということがわかりました。信号で赤か青かわ
からないとき、他の人が気づかずに通り過ぎてしまうと障害が作られてしまいま
す。でも見えないことに気づいて声をかける人がいると障害は作られません。
なので視覚障害者の人だと気づいたときには声をかけたいです。
○学校で点字は習ったけど、実際にどんな大きさでどう触って読むのかをはじめて
知りました。
私は障害がある人と前まであまり関わりたくありませんでした。しかし積極的に
障害者やそうでない人、関係なく関わり合えるようにしたいと思います。
○目が不自由な人でも点字がすらすら読めることがわかりました。体のどこかが
不自由でも普通の人と同じ良いところがあると思いました。
あとバリアフリーがあると目が不自由な人でもたいへんな思いをしなくてもいい
んだなと思いました。使いやすい道具が増えると世界中の体が不自由な人でも安心
できるんだなと思いました。
〈先生から〉
○講師の方のお話や点字の読み聞かせを集中して聞いていました。
生活で使われている機器を、実際に触らせていただけてよかったです。
○障害がある事は、大変なことだと感じている子たちが多いのが、今の状況です。
障害があるなしに関わらず、相手の立場になって考えることの大切さを教えてい
ただきました。
教えていただいたことから、これからの福祉学習で、子ども達が、さらに考えて
いけるようにしたいと思っています。