1.実施施設名: 横浜市立白根小学校

2.実施日時: 平成29年11月28日 3~4校時 10:40~12:15

3.対象者: 4学年全体 3クラス 100名

4.内容:
 (1)3つのキーワードを画像に映し出して全員で声を出して読む
 (2)講師の自己紹介と体験談
 (3)日常生活の紹介
   ○ 五感のうちの視覚以外の四感+記憶の活用
    ①人が見ること以外で周りのことがわかることの確認
     ・聞いてわかること
     ・触ってわかること など
    ②聞いてわかる・触ってわかる体験(クイズを含む)
   ○ 画像を出しての自分自身の工夫。
   ○ 画像を映し出してのユニバーサルデザイン製品の紹介とその意味
   ○ 画像を映し出してのバリアフリー製品の紹介とその意味
   ○ 人的サポートの重要さを説明
 (4)児童自身が受けている、または受けてきた「配慮」を説明
   →決して「配慮」は、高齢者や障害者のためにだけあるのではないこと
 (5)簡単な社会モデルで捉えた障害の考え方を説明
 (6)まとめメッセージ
   ・障害は作り出すこともなくすことも、みんなの気持ち次第でできる
    こと
   ・お互いに配慮や共生の気持ちに溢れた社会ができることが、みんなが
    快適に暮らせる社会の実現に繋がること 
 (7)先生をモデルにした簡単な声掛けの方法
 (8)質問コーナー

5.講師の感想など
 ○しっかりと聞いてくれて、声も出してくれた児童さんだった。
 ○先生方は準備も含めて適切に対応してくださった。

6.学校からの感想など
〈児童から〉
 ○誰もが関係なく思いやりの心を持つことが大事だとわかりました。思いやりは
  だれでもできることです。相手の気持ちを考えて行動すると自分もいい気持ちに
  なることがわかりました。
 ○「みんなちがってみんないい」が心に残りました。どこか体が不自由な人でも
  その人の個性だからいいことなんだなと思いました。みんなが違った人で自分なり
  の個性があるのはとてもいいことなんだなと感じました。
  また、配慮という言葉も心に残りました。人を思いやることはみんなが安心して
  暮らせる社会につながるのではないかなと気づきました。
 ○一人ひとりの思いやりが大切だなと思いました。これからもみんなに「みんな
  ちがってみんないい」大切なのは思いやりだと伝えていきたいと思います。
〈先生から〉
 ○児童は興味を持って話を聞き、終わった後「知らないことがたくさんあった、
  体験が楽しかった」等の声が聞けました。話だけでなく、体験もあり最後まで充実
  していたと思います。
 ○教師自身も知らないことが多くあり、勉強になりました。
 ○総合の学習で「だれもが関わり合えるように」という学習を行っています。「思い
  やり」「みんな違ってみんないい」という言葉を心に刻んで児童と学習をすすめて
  いきたいと思いました。

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