1.実施施設名: 横浜市立南神大寺小学校

2.講座実施日時: 11月21日 9:30~10:15:高学年 10:45~11:30:低学年

3.対象者: 全校 約220名

4.内容:
< 高学年 >
(1)導入
(2)見ること以外でわかることの確認
(3)具体事例紹介 どのようなことだったら見えなくても障害がないのか
 ○ユニバーサルデザインの事例2つ、バリアフリーの事例2つ
 ○自分なりの工夫
 →どのような仕組みがあったら見ないでもわかるか、児童に質問しながら、工夫
  を紹介
 ○外出場面 白杖の意味の説明、人的配慮について含む
(4)寸劇を使った、いろいろな人の心
 ・簡単な一般的誘導法の紹介含む
(5)児童自身への応用
 ○児童自身が受けている・している配慮の確認
 ○身近な事例をあげ、一人ひとりが障害を作り出すことも無くすこともできること
 を確認
 →児童とともに何が障害でどんな環境・配慮があったら障害はなくなるのかを考
  える
 ○こんなときあなただったらどうする?
 ○みんなちがってみんないい
 →同じ人は1人としていないのだから、互いに相手を理解し配慮し合ったら障害
  なく暮らせる
(6)質問タイム
(7)まとめメッセージ

< 低学年 >
(1)導入
(2)見ること以外でわかることの確認
 ○音当て、消しゴム探しゲームをしながら、見ること以外の感覚(聞く、触る、におい、
 味)で周囲の様子がわかることと、記憶についての確認
(3)具体事例紹介 どのようなことだったら見えなくても障害がないのか
 ○生活場面から2事例を紹介
 ○外出場面 白杖の意味の説明、人的配慮について含む
 →簡単な一般的誘導方法の紹介
 ○配慮の実践 じゃんけん大会
(4)児童自身への応用
 ○児童自身が受けている・している配慮の確認
 ○身近な事例で、一人ひとりが障害を作り出すことも、無くすこともできることの
 確認
 ○みんなちがってみんないい
 →同じ人は1人としていないのだから、互いに相手を理解し配慮し合ったら障害
  なく暮らせる
(5)質問タイム
(6)まとめメッセージ

5.講師の感想など
 ○高学年は質問には静かに手をあげて応えることに慣れているようで、すぐに声を
 出すことがなかなか難しいようだったが、質問して「どんどん応えて」と声をか
 けるとあちらこちらから元気な声が返ってくるようになった。
 ○低学年は、最初からとても元気で、声を出してくれた。
 ○校長先生も講座に同席してくださった。

6.学校からの感想など
〈先生から〉
 ○特に、高学年の関心が高かったように思います。「配慮」ということを理解し、意識した
  行動がとれるとよいなと思っています。
 ○話を聞くだけでなく考える場面や、劇、ジャンケン大会もあってメリハリあってよかった
  です。
 ○子どもたちにとっては、なかなかふれ合うことがなかったことかもしれませんが、だから
  こそ、質問も多く出たり、感じたり、気付いたりできたのだと思います。

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