1.実施施設名:横浜市立上白根小学校
2.実施日時: 平成29年12月14日 3~4校時 10:40~12:20
3.対象者:4学年全体3クラス 84名
4.内容:
(1)導入
○講師の自己紹介
○話を聞く時に協力してほしいこと
(2)講師の生活の紹介
○パソコンの活用 →文字を書く・文字を読む・新聞を読む
○携帯電話の活用 →メールを読む・本を読む
○点字 →メモ等の記録をする
○外出
(3)障害を社会の視点で考えて!
○見えなくてもわかること
○障害をなくす配慮の仕組み(ユニバーサルデザイン)
○障害をなくす配慮の仕組み(バリアフリー)
○障害をなくす配慮の仕組み(誰もができる配慮)
事例)見えない人が道に迷っている
→声かけ(何かお手伝いできることありますか)
・誘導法の実際
○必要としていることはそれぞれ違っている
(4)障害って何だろう
○どんなことで障害が作り出されるのか、どんなことで障害がなくなるのか
→障害は障害者にだけあるのではなく、誰にでも作り出したり、なくしたりできる
ものである
→だから、配慮もユニバーサルデザインもバリアフリーも、誰にでも深くかかわる
大切なことである
(5)こんなとき、あなただったらどうする?
○4つの事例を通して考える
(6)互いの違いを理解する
→みんなちがってみんないい
(7)質問タイム
5.講師の感想など
○会場が体育館で、児童も含めてやや寒かったので、身体を動かす体験を考えら
れたらと感じた。
○そのような中でも児童は元気に積極的に質問に反応していた。
○管理職の先生方も関心を高く持ってくれた。
6.学校からの感想など
〈児童から〉
○わからないことも声をかけてくれたら無くなると聞きました。なので僕は特に声をかけて
配慮することは大事だなと思いました。これからは人の気持ちを考えて配慮をしていき
たいです。
○障害を作らないように日常から工夫して、人が住みやすいようにしていきたいです。
○人は障害を作ってしまうこともあるけれど、ユニバーサルデザインのように役立つものも
作っているということを知りました。これからもっとユニバーサルデザインが増えて
いって障害を無くせたらいいと思います。
〈先生から〉
○講座自体が難しいものなのかと感じていましたが、児童の振り返りからも、とても良い
学習ができたと考えています。
○広い視野での学習が展開されたことが大変良かったと考えています。どうすれば、お互い
が生活しやすくなるかという、ユニバーサル的な考えが広まっていけばよいなと考えて
います。