1.実施施設名: 横浜市立栗田谷中学校
2.実施日時: 平成30年5月16日 10:10~14:40 (50分の講座を4回実施)
3.対象者: 1年学年全体 5クラス 132名
4.内容:
(1)3つのキーワードを画像に映し出して全員で声を出して読む
(2)講師の自己紹介と体験談
(3)日常生活の紹介
①五感のうちの視覚以外の四感+記憶の活用
人が見ること以外で周りのことがわかることの確認
②画像を出しての、自分自身の工夫
③画像を映し出しての、ユニバーサルデザイン製品の紹介とその意味
④画像を映し出しての、バリアフリー製品の紹介とその意味
⑤人的サポートの重要さを説明
⑥机と椅子を使った、「障害」と「配慮」の体験
(4)生徒自身が受けている、または受けてきた「配慮」を説明
→決して「配慮」は、高齢者や障害者のためにだけあるのではないこと
(5)簡単な社会モデルで捉えた「障害」の考え方を説明
(6)まとめメッセージ
・障害は作り出すこともなくすことも、みんなの気持ち次第でできること
・お互いに配慮や共生の気持ちに溢れた社会ができることが、みんなが快適に暮らせる
社会の実現に繋がること
5.講師の感想など
○中学生になったばかりの一年生でしたが、中学生としての自覚が芽生えていたようで、
話をしっかりと聞いていました。
6.学校からの感想など
〈生徒から〉
○一人ひとりが気をつければ障害はないんだという話に共感しました。
この話はとても大切なことなので今後、意識していきたいです。
○みんなで障害を無くし、みんなの住みやすい社会を作るということを僕は学びました。
これからはそのようなことを気にして行動していきます。
○目の見えない方にとって、どのようなことが障害になるのかがわかりました。自分たち
の行動によって傷害は作ることも無くすこともできることがわかり、今後障害を作ら
ないようにしようと思いました。
〈先生から〉
○講師の話をよく聞き、意欲的に体験にも取り組むことができていたと思います。
○講話、映像、体験など生徒の集中が途切れないよう工夫されていてよかったです。
○体の不自由な方に対してだけでなく、日々一緒に過ごしている者同士の間でも配慮があ
ることで障害が取り除くことができるということを様々な切り口で生徒に伝えること
ができればと思っています。