平成22年度 報告
1 事業実施の成果
22年度は、福祉医療機構の助成金が採択されたため、福祉教育のビデオづくり・パンフレット作成・障害当事者の講師派遣活動などを中心に事業を進め、ほぼ目標とした取り組みができた。また、当法人のホームページがさらに充実し、上記の取り組みの報告等を積極的に進め、当法人としての特徴をより明確にし、積極的に情報発信した結果、1日当りのアクセス数がほぼ10倍になるなどきわめて大きな成果を上げることができた。また、最新の情報技術を取り入れた事業も積極的に進めた。
これらの事業を通し、視覚障害者を含めて誰もが豊かに暮らせる社会づくりに貢献できたのではないかと考えている。
引き続き第4期においても第3期の反省を踏まえ、よりよい活動を手掛けていきたいと考えている。
2 事業の実施に関する事項
(1) 特定非営利活動に係る事業
① 各種ICT製品及びサービス等にかかる事業
(あ)オープンスクリーンリーダーNVDA講習会
当初予定していたNVDAの機能が実装されなかったため、22年度については同
講習会については実施を見合わせた。
(い)新らくらくホン講習会
② ユニバーサルデザイン製品及びサービス等に係る事業
(あ)出版物のユニバーサルデザインに関する検討会
開催に向けて検討を進めたが、具体的な事業実施までは至らなかった。
③ 障害者の就労等に係る事業
(あ)就労相談の実施
④ 障害福祉に関する情報提供、調査、研究に係る事業
(あ)メーリングリストの運営
(い)Webアクセシビリティの検証
(う)バリアフリーマップの調査・研究
⑤ 障害に対する理解促進及び啓発に係る事業
(あ)福祉教育講師派遣
(い)福祉教育パンフレットつくり(中・高校一般向け)
(う)福祉教育パンフレットつくり(福祉専門職向け)
(え)福祉教育理解ビデオ作製
(お)福祉教育講師研修会
(か)福祉教育パンフレットの見直し(小学生向け)
(き)福祉教育指導者向けパンフレットの作成