平成21年度 報告
1 事業実施の成果
第二期(2009年度)は、ICT関連ではNVDA講習会・らくらくホン関連・家電製品テキストマニュアルづくりを行った。
福祉啓発活動では、視覚障害について講演・実技等に講師を派遣、資料として小学生向け啓発パンフレット作成・配布を行った。講師派遣14か所16回を数え、延べ2000人以上に「視覚障害」の話をした。パンフレットはホームページに掲載してあるものの凝縮版である。内容は当事者の視点で書かれており、他に類を見ないものではないだろうか。特に法人事務所所在地および福祉教育担当理事在住地の社会福祉協議会からは、高い評価をいただき、福祉活動に対して多くの支援を頂いた。
また、ホームページの充実をはかる取り組みにより、毎日100を越すアクセスがあり、本法人の活動理念を広く知っていただくことができつつあると考えている。
2 事業内容
(1) 特定非営利活動に係る事業
① 各種ICT製品及びサービス等にかかる事業
(あ)オープンスクリーンリーダーNVDA講習会(1回目)
(い)オープンスクリーンリーダーNVDA講習会(2回目)
(う)らくらくホンの講習会の開催
② ユニバーサルデザイン製品及びサービス等に係る事業
(あ)携帯電話シンポジューム
(い)視覚障害者用フィルム上点字のモニター調査協力
③ 障害者の就労等に係る事業(未実施)
④ 障害福祉に関する情報提供、調査、研究に係る事業
(あ)メーリングリストの運営
(い)ホームページの作成・維持・管理
⑤ 障害に対する理解促進及び啓発に係る事業
(あ)福祉教育講師派遣
(い)福祉教育マニュアルつくり(小学生向け)
(う)福祉教育リーフレットつくり
(2)その他の事業
(あ)テキストマニュアル化事業(日立)
(い)Webアクセシビリティの検証(慶応義塾大学)