1.実施施設: 横浜市立本郷中学校
2.実施日時: 平成30年6月22日 13:30~14:30
3.対象者: 全校 473名
4.内容:
(1)3つのキーワードを画像に映し出して全員で声を出して読む
(2)講師の自己紹介と体験談
(3)日常生活の紹介
①五感のうちの視覚以外の四感+記憶の活用
人が見ること以外で周りのことがわかることの確認
②画像を出しての、自分自身の工夫
③画像を映し出しての、ユニバーサルデザイン製品の紹介とその意味
④画像を映し出しての、バリアフリー製品の紹介とその意味
⑤人的サポートの重要さを説明
(4)生徒自身が受けている、または受けてきた「配慮」を説明
→決して「配慮」は、高齢者や障害者のためにだけあるのではないこと
(5)簡単な社会モデルで捉えた「障害」の考え方を説明
(6)まとめメッセージ
・「障害」は作り出すこともなくすことも、みんなの気持ち次第でできること
・お互いに配慮や共生の気持ちに溢れた社会ができることが、みんなが快適に暮らせ
る社会の実現に繋がること。
(7)質問タイム
5.講師の感想など
○人数が多いからか、なかなか生徒の声が出にくかったが、徐々に声もでるようになっ
てしっかり聞いて答えてくれた。
6.学校からの感想など
〈生徒から〉
○障害はあるものではなく、自分が作ったり無くしたりできるものだとはじめて知りま
した。普段の生活でも身近な障害を少しでも無くすために思いやりの心を持って生
活したいです。そのようなことを今回見直し、学校や街で「全員個性に違いがあっ
ていい」ということを考えて、常に誰かの役に立つ人でありたいです。そして一番
やりたいことは「仲良くする」ということです。小さなそのことから繋げて明るい
未来を築きたいです。
○私はずっとそういう人たちに向けて手助けをすることにだけ目を向けていました。そ
してそれはできているつもりでした。でも今回の話を聞いて手助けはしていても障
害を作っていたことがわかりました。だから私は助けるだけでなく障害を作らずに
無くすことのできる人になりたいと思いました。
○自分自身が変わっていこうと思いました。自分自身が変われば友だちも変わっていく
と思うし、そうやって続いていけば日本中まで変えられるかも知れません。