1.実施施設名: 横浜市立白根小学校
2.実施日時: 平成30年12月6日 13:30~14:55
3.対象者: 4年生学年全体3クラス 計116名
4.内容:
(1)3つのキーワードを画像に映し出して全員で声を出して読む
(2)講師の自己紹介と体験談
(3)日常生活の紹介
①五感のうちの視覚以外の四感+記憶の活用
人が見ること以外で周りのことがわかることの確認と体験
・聞いてわかる
・さわってわかる など (筆箱クイズ、音当てクイズ含む)
②画像を出しての、自分自身の工夫
③画像を映し出しての、ユニバーサルデザイン製品の紹介とその意味
④画像を映し出しての、バリアフリー製品の紹介とその意味
⑤人的サポートの重要さの説明
ちょっとした配慮、声かけの体験
ジャンケンを通した、「障害」「配慮」の体験
(4)生徒自身が受けている、または受けてきた「配慮」の説明
机と椅子を使った、「障害」「配慮」の体験
(5)簡単な社会モデルで捉えた障壁の考え方の説明
(6)まとめメッセージ
・障害は作り出すことも無くすことも、みんなの気持ち次第でできること
・お互いに配慮や共生の気持ちに溢れた社会ができることが、みんなが快適に暮らせる
社会の実現に繋がること。
(7)質問タイム
5.講師の感想など
○とても大人っぽくよく話を聞いていた児童だった。
6.学校からの感想など
〈児童から〉
○思いやりは大人の人など体が大きい人しかできないと思っていたけど、小学生でもできる
ことがわかりました。目の不自由な人など困っている人を助けたいと思いました。
○バリアを作らないことが目の不自由な人にもそれ以外の人にも大切なことがわかりまし
た。これからは身の回りでバリアを減らしたり作り出したりしないようにしようと思
いました。
○講師の人は目が不自由なことを一つの自分の個性だと思って前向きに生きていて、目が
不自由でも普通の人と同じように暮らせることを教えてくれました。誰だって障害を
作ることも無くすこともできて、無くすためには配慮・思いやりが必要で共生も必要
だとわかりました。そして人は体がどんな風でもよくて、みんなちがってみんないい
こともわかりました。
○配慮がどれだけ大切かがわかりました。私は目が不自由な人だけでなく困っている人に
配慮したいと思います。
〈先生から〉
○生活していく中で、配慮や思いやりの気持ちをもって生活をしていくことが改めて大切
だということに気付くことができたと思います。また障害は誰にでもつくり出すこと
ができて、誰にでもなくすことができると分かり、日々の生活の中で、みんなが安心
して過ごすことができるようにと考えながら、生活していってほしいと思います。
○体験や画像から分かる情報があり、興味をもって聞くことができました。配慮や共生、
障害の意味についても理解することができました。