1.実施施設名:横浜市立今宿小学校
2.実施日時:平成30年11月17日(土) 10:55~12:25
3.対象者: 4年生学年全体3クラス・個別支援級 計98名 参観に来た保護者
4.内容:
<テーマ>障害ってなんだろう・障害はどこにあるんだろう
<目 的>「障害」が作られる原因に気づき、どうすれば障害を無くして行けるのかを
考える
(1)導入
1) 講座中に協力してほしいこと
→声を出してください。
2) 講座の概要
3) 講師の自己紹介
(2)講師の生活の紹介
1) パソコンで・・・文字を書く・文字を読む、新聞を読む、メールを読む、本を読む
2) 外出する
(3)体にある障害と社会にある障害
1) 障害をなくす配慮のしくみ① バリアフリー
○バリアフリーの説明、製品や仕組みの紹介、
2) 障害をなくす配慮のしくみ② ユニバーサルデザイン
○ユニバーサルデザインの説明、製品や仕組みの紹介、
○音当てクイズ
3) 障害をなくす配慮のしくみ③ だれもができる配慮
○「配慮」とはどんなことかの説明
○代表児童による声かけ誘導体験
(4)「障害」ってなんだろう・「障害」ってどこにあるんだろう
何が「障害」になって、どうしたらなくなるの ?
→イラストを見ながら下のことについて児童に問いかけながら考える
1) どんな「障害」があるのか
2) なぜ「障害」が作りだされてしまったのか
3) その「障害」をなくすにはどうすればよいか
(5)まとめメッセージ
いろいろな人とともに暮らせるステキな心をもった人になってね!
5.講師からの感想など
○子供たちは元気よく声をたくさん出してくれた。
○講師自身も楽しみながら講座を進められた。
○保護者も30人くらい参加していた。
6.学校からの感想など
〈児童から〉
○障害を自分の行動で無くし、みんながよりよい暮らしが送れるように自分以外の人に気遣
うことを忘れずに、生きていきたいです。この話を聞いていなかったらこんなことを思
える自分に会えていなかったと思います。新しい自分に合わせてもらえました。
○まさか僕たちのやっていることが社会の障害になっているとは思いませんでした。僕は
これから困っている人に会ったら声をかけようと思いました。大人になったらこの社会
の障害を無くし、目が見えない人の役に立つ仕事をしようと思いました。
○私は障害を周りの人が作り出していることを初めて知りました。周りにいる人のやさしさ
で障害を無くせるならば私は障害がある人にお手伝いをしようとあらためて思いまし
た。私は障害がなぜひどくなっていくのか知りませんでした。けれど周りの人のやさ
しさで障害を無くしていけるならば私ができることを全力で尽くしたいです。
〈先生から〉
○あまり目や耳にしたことのない、パソコンを使っての授業でしたので興味を持っている
ようでした。一生懸命話を聞いていました。おやじギャグなどを入れながら進めていた
ので、楽しみながら理解できました。
○できないから やらなくてよい ではなく、できないことをできるように・・・
周囲の配慮(助け、声かけ、サポート)で変えていけることに気付けました。日々の
学校生活にも活かしていきたいです。
○土曜参観で、保護者がいる中で、できたのはよかったです。