1.実施施設名: 横浜市立羽沢小学校
2.実施日時: 平成30年12月4日 10:40~12:15
3.対象者: 4年生学年全体3クラス・3年生1クラス 計135名
4.内容:
(1)3つのキーワードを画像に映し出して全員で声を出して読む
(2)講師の自己紹介と体験談
(3)日常生活の紹介
①五感のうちの視覚以外の四感+記憶の活用
人が見ること以外で周りのことがわかることの確認と体験
・聞いてわかる
・さわってわかる など (音当てクイズ含む)
②画像を映し出しての、自分自身の工夫
③画像を映し出しての、ユニバーサルデザイン製品の紹介とその意味
④画像を映し出しての、バリアフリー製品の紹介とその意味
⑤人的サポートの重要さの説明
ちょっとした配慮、声かけの体験
(4)生徒自身が受けている、または受けてきた「配慮」の説明
机と椅子を使った、「障害」「配慮」の体験
(5)簡単な社会モデルで捉えた障壁の考え方の説明
(6)まとめメッセージ
・障害は作り出すことも無くすことも、みんなの気持ち次第でできること
・お互いに配慮や共生の気持ちに溢れた社会ができることが、みんなが快適に暮らせる
社会の実現に繋がること
(7)質問タイム
5.講師の感想など
○非常に元気な児童だった。
○校長先生、担当の先生も丁寧に対応くださった。
6.学校からの感想など
〈児童から〉
3年生
○私は小さな事でも一人ひとりが思いやりをすれば、みんな楽しくなるということが
一番心に残りました。
○配慮・思いやりをすれば障害者が減ることがわかりました。私はいつも家でも外で
も配慮・思いやりをしていませんでした。なのでこれから家でも外でも配慮・思い
やりをしたいです。
○私は一人ひとりが大切だと考え、決して障害を作らない人になりたいと思いまし
た。思いやりが大事なことを学んだので思いやりをしたいです。私もみんなで共生
できる社会にしたいです。
4年生
○体が不自由なのが障害だと思っていたけど、みんなが配慮しなければ障害を作っ
てしまうと聞いて、思いやりは大事だと思いました。
○障害は「じゃまなもの(バリア)」だと知りました。体が不自由な人でも自由に参加
できる社会になってほしいです。
○思ったことが2つあります。一つめは配慮ということです。自分が人のことを考え
て思いやりを持つことは大切だと思いました。また障害があると人がいやな気持ち
になることがわかりました。二つめは障害をなくすこと。障害を無くすとみんなが
暮らしやすい世界になるからです。
○配慮をしなければ障害になることがわかりました。それを知らずに配慮しないこと
があったのでこれからは配慮をして障害を無くそうと思いました。もし困っている
人がいたら助けてあげたいと思いました。もし自分も困っていたら助けて欲しいと
思いました。
〈先生から〉
○お話を聞いて、自分ごととして捉える子がいて、嬉しく感じました。
○「バリアフリー」という言葉を知らない子が多くいたので、知れるきっかけになっ
てよかったです。
○子どもたちが今まで素通りしていたことが、これからふと立ち止まって見たり考え
たり動いたりするきっかけにつながっていると嬉しいなと職員で話していました。