1.実施施設名: 横浜市立下郷小学校

2.実施日時: 令和元年6月21日(木) 10:40~12:15

3.対象者:4年生 学年全体73名

4.内容:
(1)導入
  1) 講座の参加の仕方
  2) キーワード
  3) 講師の簡単な自己紹介
(2)五感のうちの視覚以外の四感+記憶の活用
  1) 人が見ること以外で周りのことがわかることの確認
  2) 音当て体験
(3)日常生活の紹介
  1) 画像を映し出して、自分自身の工夫
  2) 画像を映し出して、ユニバーサルデザイン製品の紹介とその意味
  3) 画像を映し出して、バリアフリーデザイン製品の紹介とその意味
  4) 人がするお手伝い、サポートの重要さの説明
(4)ちょっとした声掛け体験
(5)どんな工夫があれば目が見えない講師とジャンケンができるのかの体験
(6)児童自身が受けている、受けてきた「配慮」の説明
(7)障害・配慮の体験
(8)簡単な社会モデルで捉えた障壁の考え方の説明
(9)まとめメッセージ
  ・障害は作り出すことも無くすことも、みんなの気持ち次第でできること
  ・お互いに配慮や共生の気持ちに溢れた社会ができることが、みんなが快適に暮らせる
   社会の実現に繋がること 
(10)質問タイム

5.講師の感想など
 ○質問や問かけに元気に声をたくさん出してくれていた。
 ○休憩時間、白杖や音声パソコンに興味をもち集まって話を聞きに来たり触ったりして
  いた。

6.学校からの感想など
〈児童から〉
 ○ 目が不自由な人だけを助けるのではなく困っている人を助けることで街が明るくな
  る。配慮をしっかり考えないと人はいい気持ちになれないことがわかりました。
 ○ 配慮とは「思いやりで相手の気持ちを考えること」で、大切なことだと思いました。
 ○ 目の不自由な人には 声で気持ちを伝えることが大事なことだとわかりました。
 ○ 目が不自由な人も私たちと同じ生活をしていることがわかりました。私はこれから
  人のバリアにならないようにがんばりたいです。
 ○ みんな違ってみんないいとお話しいただいたとき、「すごくいい」と思いました。
  障害を無くす人になりたいです。
 ○ 点字ブロックの上に人や物があると障害になることがわかりました。障害になるこ
  とはしないようにします。
〈先生から〉
 ○ 児童は真剣に参加し、障害の意味をよく考えていました。
 ○ 普段の自分の生活を振り返り、今後の人との関わり方を真剣に考えることができる、
  かけがえのない経験となりました。
 ○ 今回の講座をきっかけに「共生」の意味や大切さを学んでいければと思います。

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