1.実施施設名: 横浜市立豊田小学校

2.実施日時: 令和元年6月24日 3~4校時 10:50~12:25
                その後に給食交流

3.対象者: 4年学年全体2クラス 84名

4.内容:
(1)3つのキーワードを画像に映し出して全員で声を出して読む
(2)講師の自己紹介と体験談
(3)日常生活の紹介
  ①五感のうちの視覚以外の四感+記憶の活用
   人が見ること以外で周りのことがわかることの確認と体験
   ・聞いてわかる
   ・触ってわかる  など  (音当てクイズ含む)
  ②画像を出しての、自分自身の工夫
  ③画像を映し出しての、ユニバーサルデザイン製品の紹介とその意味
  ④画像を映し出しての、バリアフリーデザイン製品の紹介とその意味
  ⑤人的サポートの重要さの説明
   ちょっとした配慮、声掛けの体験
   ジャンケンを通した、障害をなくす配慮の体験
(4)児童自身が受けている、または受けてきた「配慮」の説明
   机と椅子を使った、障害・配慮の体験
(5)簡単な社会モデルで捉えた障害の考え方の説明
(6)まとめメッセージ
  ・障害は作り出すこともなくすことも、みんなの気持ち次第でできること
  ・お互いに配慮や共生の気持ちに溢れた社会ができることが、みんなが快適に暮らせる
   社会の実現に繋がること 
(7)質問タイム

5.講師の感想など
 ○ 児童はとてもおとなしく、しっかりと聞いていた。
 ○ 非常に熱心で熱い気持ちを持った先生だった。

6.学校からの感想など
〈児童から〉
 ○ 僕は目が少し悪いです。他の人とは違うからいやだなと思っていました。でも、今日の
  話を聞いて自分だけの個性なんだと思えました。
 ○ 障害は不自由な人にあると思っていましたが、障害はいろいろな人にもあるとわかりま
  した。これからは困っている人がいたら声をかけて障害を無くしていけるようにしたい
  です。
 ○ 障害がある人でもない人でも思いやりをもっていろんな人を助けてあげたいと思いまし
  た。そしてこれからいじめのない世界にしたいです。
 ○ みんなちがってみんないいの言葉が良かったです。みんな個性を持っていることがわ
  かってうれしくなったからです。
 ○ もっと友だちを大切にしようと思いました。友だちを大切にする方法がわかりました。
〈先生から〉
 ○ 子どもたちが、「障害を正しく知り、判断し、行動する」ことにつながる大切な一歩に
  なったと強く感じています。
 ○ 「自分ごと」としてとらえているのでは、と感じられる子どももいました。
 ○ 今はまだ見えなくても(顕著に表れていなくても)子どもたちの将来、未来の中で大切
  な種が大きくなることを願っています。

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