1.実施施設名: 横浜市立上飯田小学校
2.実施日時: 令和元年10月 7日(月) 10:40~12:15
3.対象者:4年生学年全体 91名
4.内容:
テーマ:障害ってなんだろう・障害はどこにあるんだろう
目的:「障害」が作られる原因に気づき、どうすれば障害を無くしていけるのかを考える
(1)導入
1) 講座中に協力してほしいこと
→ 声を出してください。
2) 講座の概要
3) 講師の自己紹介
(2)講師の生活の紹介
1) パソコンで・・・文字を書く・文字を読む、新聞を読む、メールを読む、本を読む
2) 外出する
(3)声出しジャンケン
(4)体にある障害と社会にある障害
1) 障害をなくす配慮のしくみ① バリアフリー
○ バリアフリーの説明、製品や仕組みの紹介
2) 障害をなくす配慮のしくみ② ユニバーサルデザイン
○ ユニバーサルデザインの説明、製品や仕組みの紹介
○ 音当てクイズ
3) 障害をなくす配慮のしくみ③ だれもができる配慮
○「配慮」とはどんなことかの説明
○ 代表児童による声かけ誘導体験
(5)「障害」ってなんだろう・ 「障害」ってどこにあるんだろう
何が「障害」になって、どうしたらなくなるの ?
→ イラストを見ながら次のことについて児童に問いかけながら考える
1) どんな「障害」があるのか
2) なぜ「障害」が作りだされてしまったのか
3) その「障害」をなくすにはどうすればよいか
(6)まとめメッセージ
いろいろな人とともに暮らせるステキな心をもった人になってね!
5.講師の感想など
○ 児童はよく声を出して講座に参加していた。
○ ジャンケンがたいへん盛り上がって、講座後にも実施した。
6.学校からの感想等
〈児童から〉
○社会にある障害は近くにいる人が自分から動き出して無くす。僕は自分からという言葉
を大切にし、配慮を一番大切にしたいです。これからも自分から困っている人を助け
て活躍できたらなと思います。
○困っていた人がいたら、今日やったことを思い出して声をかけてあげることを意識して
生活していきたいと思います。今日知ったことを家の人などに伝え誰もが暮らせる社
会を作っていきたいです。
○キーワードに出ていた配慮という言葉がとっても心に残りました。思いやり親切という
ことを私はこれから意識していきたいです。そして障害などがなくても困っている人
がいたら助けたいです。あとはみんな違ってみんないいということを教えてもらいま
した。友達、周りの人、知り合い、全部の人はどんな障害があっても無くても自分の
個性があるということを学びました。世界にはいろいろな人がいるので、いろいろな
人と関わり合っていきたいです。
○心に残ったことが二つあります。まず一つ目は配慮です。配慮の意味は、親切思いやり
です。思いやりはみんなと仲良くなる印だと思います。親切は人に優しく教え合いも
仲を深める印だと思います。二つ目はみんな違ってみんないいです。みんな違って
みんないいは個性を表していると思います。みんな正直に生きないと世界が広がらな
くて、カラフルではないからです。だから私も今日から個性を出したいと思います。
〈先生から〉
○事前に打ち合わせがあったので 事前の会場準備など安心して始める事ができました。
○我々教員も実際目の不自由な方と直接触れ合うことが多くなく、この機会に考えさせら
れることがいくつかありました。今後、人との関わり合い方について、考えをまとめ
るので、教えていただいたことや「障害」へのとらえ方を、周りやこれからの生活に
活かしていきたいです 。