1.実施施設名: 横浜市立鶴ヶ峯小学校

2.実施日時:令和元年12月 2日 3~4校時 10:40~12:10

3.対象者:4年生学年全体3クラス91名

4.内容: 
〈テーマ〉障害ってなんだろう・障害はどこにあるんだろう
〈目 的〉「障害」が作られる原因に気づき、どうすれば障害を無くして行けるのかを考える
(1)導入
  1) 講座中に協力してほしいこと
   →声を出してください。
  2) 講座の概要
  3) 講師の自己紹介
(2)講師の生活の紹介
  1) パソコンで・・・文字を書く・文字を読む、新聞を読む、メールを読む、本を読む
  2) 外出する
(3)声だしジャンケン
(4)体にある障害と社会にある障害
  1) 障害をなくす配慮のしくみ① バリアフリー
  ○バリアフリーの説明、製品や仕組みの紹介
  2) 障害をなくす配慮のしくみ② ユニバーサルデザイン
  ○ユニバーサルデザインの説明、製品や仕組みの紹介
  ○音当てクイズ
  3) 障害をなくす配慮のしくみ③ だれもができる配慮
  ○「配慮」とはどんなことかの説明
  ○代表児童による声かけ誘導体験
(5)「障害」ってなんだろう・「障害」ってどこにあるんだろう
    何が「障害」になって、どうしたらなくなるの?
  →イラストを見ながら次のことについて児童に問いかけながら考える
   1) どんな「障害」があるのか
   2) なぜ「障害」が作りだされてしまったのか
   3) その「障害」をなくすにはどうすればよいか
(6)まとめメッセージ
  いろいろな人と共に暮らせるステキな心をもった人になってね!

5.講師の感想など
 ○児童はよく声を出して講座に参加していた。
 ○ジャンケンがたいへん盛り上がって、講座後にも実施していた。

6.学校からの感想など
〈児童から〉
 ○私は、体の障害はどうにもできないけど、社会の障害はどうにかできることを知って、
  私にできることは仲間外れにしないことだと思いました。だからたとえ私が仲間外れに
  されたとしても友達は絶対に仲間はずれにしないことを心に決めました。
 ○視覚障害の人のために音声で発音をしてくれるなど、たくさんの機械が工夫しています
  が、社会にある障害は機械だけではだめです。人が意地悪をしていたらその人は社会の
  障害になっています。そのために、みんなで、みんなを守りたいです。
 ○障害者は自分たちと同じような人間で自分たちと同じように考え自分たちと同じように
  生きているということがわかりました。障害があるから別、障害があるから仲間はずれ
  じゃないんだと感じました。
 ○目の不自由な方には優しく肩を叩き「何かお手伝いできることはありませんか」と聞
  き、肩などに手を置かせ、声をかけながら歩くという風にするということが分かりまし
  た。あと体の障害だけじゃなくて社会の障害もあると知り、驚きました。バリアフリー
  やユニバーサルデザインを大切にし、困っていそうな人に声をかけたりしようと思いま
  した。
〈先生から〉
 ○障害についての理解が深まった。子どもたちも理解していた。
 ○道をふさぐものなど、社会の中に不便さがあることに気が付いていた。
 ○少しでも自分たちにできることを増やしていきたいと感じた児童が多くいたので、
  良かった。

福祉教育活動報告トップへ | 福祉教育トップへ