1.実施施設名:  横浜市立浅間台小学校

2.実施日時: 令和元年11月19日 3~4校時 10:35~12:10

3.対象者:  3・4年生全体各2クラス 103名

4.内容:
(1)3つのキーワードを画像に映し出して全員で声を出して読む
(2)講師の自己紹介と体験談
(3)日常生活の紹介
  ①五感の中の視覚以外の四感+記憶の活用
   人が見ること以外で周りのことがわかることの確認と体験
   ・聞いてわかる
   ・触ってわかる など   (音当てクイズ含む)
  ②画像を出しての、自分自身の工夫
  ③画像を映し出しての、ユニバーサルデザイン製品の紹介とその意味
  ④画像を映し出しての、バリアフリーデザイン製品の紹介とその意味
  ⑤人的サポートの重要さの説明
  ・ちょっとした配慮、声かけの体験
  ・ジャンケンを通した、障害をなくす、配慮の体験
(4)児童自身が受けている、または受けてきた「配慮」の説明
   机と椅子を使った、障害、配慮の体験
(5)簡単な社会モデルで捉えた障害の考え方の説明
(6)まとめメッセージ
 ・障害は作り出すことも無くすことも、みんなの気持ち次第でできること
 ・お互いに配慮や共生の気持ちに溢れた社会ができることが、みんなが快適に暮らせる
  社会の実現に繋がること 
(7)質問タイム

5.講師の感想など
 ○全体的に元気な児童さんだった。
 ○先生も丁寧に対応くださった。

6.学校からの感想など
〈児童から〉
 ○私は今日の学習で人は差別してはいけない・思いやりを持つということを学びまし
  た。耳が聞こえなかったり目が見えなかったりするから仲間に入れないということ
  は差別することと学びました。障害物を無くしたいです。
 ○人権学習で人と接することは、思いやりのあることなんだとわかりました。これか
  らは思いやりをもって生活していきたいです。
 ○人権学習を終えて配慮や思いやりは障害のある方だけではなく友達なども助けるこ
  とができるとわかりました。
 ○私は相手のことを思って物事をするのが大切だと分かりました。工夫が大切だとい
  うこともわかりました。
 ○目が悪い人に役立ちたいです。そして僕も困っている人を助けたいです。
 ○バリアフリーの意味を知りました。またどんなに障害をなくすことが大事かを意味
  深く知ることができました。
 ○私は障害のある人もない人も助けたいと思いました
 ○私は人権学習で大事なことを知りました。それは思いやりという言葉です。誰もが
  思いやりの心を持っていればいいと思いました。
〈先生から〉
 ○事前打ち合わせで講義の流れや指導目標を事前に確認できて、見通しがもちやすく、
  子どもに学んでほしいことが明確になりました。障害の捉え方の変容がわかり、
  障害に対する意識や考え方が広がりました。
 ○クラスの中で配慮という言葉が飛び交い、教室の入口をふさぐようにして話してい
  る人たちがいると、配慮が足りないぞという児童もいました。状況を捉えて、伝え
  ていたので理解しているなと感じました。今後の指導の中でもちょっとした思いや
  りのある姿を認めていくことを大切にしていきたいと、改めて実感しました。

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