1.実施施設名: 横浜市立洋光台第一小学校

2.実施日時: 令和元年12月20日 13:40~15:15

3.対象者: 6年生学年全体3クラス 85名

4.内容:
(1)3つのキーワードを画像に映し出して全員で声を出して読む
(2)講師の自己紹介と体験談
(3)日常生活の紹介
  ① 五感のうちの視覚以外の四感+記憶の活用
   人が見ること以外で周りのことがわかることの確認と体験
   ・聞いてわかる
   ・触ってわかる  など  (音当てクイズ含む)
  ② 画像を出しての、自分自身の工夫
  ③ 画像を映し出しての、ユニバーサルデザイン製品の紹介とその意味
  ④ 画像を映し出しての、バリアフリーデザイン製品の紹介とその意味
  ⑤ 人的サポートの重要さの説明
   ちょっとした配慮、声掛けの体験
   ジャンケンを通した、障害をなくす、配慮の体験
(4)児童自身が受けている、または受けてきた「配慮」の説明
   机と椅子を使った、障害、配慮の体験
(5)簡単な社会モデルで捉えた障害の考え方の説明
(6)まとめメッセージ
 ・障害は作り出すこともなくすことも、みんなの気持ち次第でできること
 ・お互いに配慮や共生の気持ちに溢れた社会ができることが、みんなが快適に暮らせる
  社会の実現に繋がること。 
(7)質問タイム

5.講師の感想など
 ○全体的に元気な児童さんでした。
 ○先生も丁寧に対応くださいました。

6.学校からの感想など
〈児童から〉
 ○目の見えない人は、とても生活が大変だと思っていましたが、周りの人の配慮や社会の
  便利な仕組みがあれば、普通に生活できることを知って驚きました。でも周りの人の配
  慮がないとそれによって障害ができてしまい困らせてしまうということも知りました。
  だから僕はこれからは周りの人への配慮を大切にしていくことを心がけたいです。
 ○みんな違ってみんないい。僕もそう思います。みんな一緒じゃなきゃいけない、これ
  はまちがっている。みんな違うのがいいと思う。色々な人がいるから色々な意見が出
  る。好き嫌いもある。それがその人の個性だから。
 ○人を思う大切さや共生がとても大切だと改めて分かりました。一人が考えて行動して
  いくことで、一人やみんなのためになるということを知れたので、私自身も意識しな
  がら行動しようと思いました。
 ○今回福祉授業で話を聞いて、障害は自分たちで作ってしまったり無くしたりすることが
  できていて、思いやりや共生が大切で、人がそれぞれ違うから一人ひとり個性があっ
  ていいということが、わかりました。
 ○もしも私の目が見えなくなってしまったら、今日、教えてくれたことを活かして過ごし
  たいと思いました。
〈先生から〉
 ○事前打ち合わせで講師の方に直接お会いしてお話を聞けたので、講座の内容や、どん
  な思いで講座を行っているのかよく分かり、講座の事前説明を児童にしやすかった。
 ○1~5年の間でも福祉授業を行っていたが、実際に視覚障害の方にお話を聞く機会は
  なかったので、実際の当事者の方にお話を聞くことでより説得力のあるお話だった。

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