1.実施施設名: 横浜市立葛野小学校

2.実施日時: 令和元年12月19日10:40~12:10

3.対象者: 5・6年 176名

4.内容:
 テーマ:障害ってなんだろう・障害はどこにあるんだろう
 目 的:「障害」が作られる原因に気づき、どうすれば障害を無くして行けるのかを
     考える
(1)導入
  ① 講座中に協力してほしいこと
   →声を出してください。
  ② 講座の概要
  ③ 講師の自己紹介
(2)講師の生活の紹介
  ① パソコンで・・・文字を書く・文字を読む、新聞を読む、メールを読む、本を読む
  ② 外出する
(3)声だしジャンケン
(4)体にある障害と社会にある障害
  ① 障害をなくす配慮のしくみ1 バリアフリー
  ○バリアフリーの説明、製品や仕組みの紹介
  ② 障害をなくす配慮のしくみ2 ユニバーサルデザイン
  ○ユニバーサルデザインの説明、製品や仕組みの紹介
  ○音当てクイズ
  ③ 障害をなくす配慮のしくみ3 だれもができる配慮
  ○「配慮」とはどんなことかの説明
  ○代表児童による声かけ誘導体験
(5)「障害」ってなんだろう・「障害」ってどこにあるんだろう
   何が「障害」になって、どうしたらなくなるの ?
   →イラストを見ながら次のことについて児童に問いかけながら考える
  ① どんな「障害」があるのか
  ② なぜ「障害」が作りだされてしまったのか
  ③ その「障害」をなくすにはどうすればよいか
(6)まとめメッセージ
  いろいろな人と共に暮らせるステキな心をもった人になってね!

5.講師の感想など
 ○児童はよく声を出して講座に参加していた。
 ○声ジャンケンがたいへん盛り上がった。

6.学校からの感想など
〈児童から〉
 ○私は前まで障害は体のことかと思っていました。でも、生活の中に障害があると聞き、
  とても驚きました。これからは生活の障害をできるだけ無くせるように努力していきた
  いです。
 ○今日、体が不自由な人でなくても障害があるということに驚きました。そしてユニバー
  サルデザイン・バリアフリーの凄さを知りました。
 ○自分一人じゃできないこと難しいことも助け合って配慮さえすれば困る人もいなくなる
  し、みんなが気持ちよく暮らせることがわかりました。
 ○誰に対してでも配慮が大切だと思いました。少しずつ社会の障害がなくなるように声を
  かけて人助けしようと思います。
 ○障害は配慮することによって無くすことができるということを知りました。これからも
  優しさ思いやりを忘れないで生きていきたいです。
 ○どうして障害が生まれるか、わかりました。困っている人がいたら出来る所まで助けた
  いです。
〈先生から〉
 ○事前打ち合わせがあることで共通理解ができてよかった。
 ○講座を理解できている子どもも多く、よかった。「社会の障害」という概念が新鮮そう
  だった。

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