令和元年度報告

1 事業実施の成果
当法人は、平成21年3月16日にNPO法人としての認可を受けた。
これまで各種の助成金により、福祉教育事業が充実した。また、ホームページの制作・更新のための仕組みづくりができ上がり発進力の充実がはかられ、積極的に発信してきた結果、一日に400前後のアクセスがあるようになり、2009年11月10日からのリニューアル後のアクセス数が2020年4月には212万を超える実績をあげており、当法人の取り組みが広く知られるようになってきた。その結果、ホームページからの福祉教育を中心とした依頼もあり、引き続きの協賛広告の掲載もいただいている。
令和元年度においても、これまでの取り組みを一層発展させ、より多くの社会の人たちに社会モデルでの視覚障害理解を進めるため、障害当事者の講師派遣活動などを中心に事業を進めてきた。「共同募金受配金・あさひふれあい助成金」の採択を受け、横浜市内の社会福祉協議会及び小・中学校との連携を進めることで、充実・拡大をはかった結果、37箇所46講座の実施で延べ64人の講師派遣、約6300名が受講という、過去最大の実績を上げることができた。
平成29年度から取り組んできた社会モデルの視点をわかりやすく理解するための視覚教材(冊子・動画)も完成し、福祉教育のツールは、概ね整えることができた。また、講座で使う講師それぞれの個別の視覚教材作成体制づくりにも取り組みはじめ、より充実した講座提供がしやすい体制が整えられてきた。
 福祉教育事業で培われてきたノウハウを生かして、外部の団体が実施する研修プログラムの共同作成にも取り組み始めた。
 視覚障害理解映画「INNERVISION」(インナーヴィジョン)が、令和元年度公開の映画「ナイトクルージング」に繋がるものとなった。
 最新の情報技術などに関する事業については、NVDAの個別勉強会の実施やメーリングリストの運営をする等、取り組みを継続した。
 取扱い説明書のユニバーサルデザイン化については、新たな取り組みはできなかった。

2 事業の実施に関する事項
(1)特定非営利活動に係る事業
① 各種ICT製品及びサービス等に係る事業
(ア) オープンスクリーンリーダーNVDAのSkypeによる勉強会
実施日時: 受講者の実情に合わせて随時
実施場所: インターネット回線によるSkypeでのオンライン講座
従事者数: 3名
受益対象者: 視覚障害当事者
(イ) オープンスクリーンリーダーNVDAのユーザーサポート事業
実施日時: 通年(メーリングリストの運営のみを実施した)
実施場所: インターネット
従事者数: 10名
受益対象者: 視覚障害当事者及び関心のある一般県民等

② ユニバーサルデザイン製品及びサービス等に係る事業
実績なし

③ 障害福祉に関する情報提供、調査、研究に係る事業
(ア) 各種メーリングリストの運営
実施日時: 通年
実施場所: 法人事務所
従事者数: 10名
受益対象者: 視覚障害当事者及び関心のある一般県民等
(イ) ホームページの運営
実施日時: 通年
実施場所: 法人事務所
従事者数: 10名
受益対象者: 視覚障害当事者及び関心のある一般県民等

④ 障害に対する理解促進及び啓発に係る事業
(ア) 福祉教育事業
(a)福祉教育講座提供
実施日時: 通年
実施場所: 横浜市内を中心とした小・中学校等
従事者数: 20名
受益対象者: 対象校在籍児童・生徒、教員等
(b)活動講師研修
実施日:5・6・8月 各回全体研修 3回 他、講座聴講等随時
実施場所: 西区福祉保健活動拠点、依頼校等
従事者数: 10名
受益対象者: 福祉教育の講師をする視覚障害者及びその関係者
(c)視覚教材制作
実施日時: 通年
実施場所: 法人事務所等
従事者数: 20名
受益対象者: 実施校児童・生徒、教員、社協職員 等
(イ) 視覚障害理解映画「INNERVISION」(インナーヴィジョン)の普及事業
実施日時: 通年
実施場所: 映画制作関係者を通して適宜実施
受益対象者: 視覚障害当事者及び関心のある一般県民等
(ウ) 障害研修プログラム等共同作成事業
実施日時: 7月~3月
実施場所: 依頼元事務所等
受益対象者: 依頼元職員

⑤ その他目的達成のために必要な事業
実績なし

令和元年度貸借対照表