概要
実施施設名 | 横浜市立六浦小学校 |
実施日時 | 令和3年11月15日 3~4校時 10:30~12:00の内60分 |
対象者 | 4年生学年全体2クラス 76名 |
内容
(1)3つのキーワードを画像に映し出して全員で声を出して読む
(2)講師の自己紹介と体験談
(3)画像を出して、代表生徒への「配慮」と「障害」の関係の問いかけ
(中学生以上に実施)
(4)日常生活の紹介
① 五感のうちの視覚以外の四感+記憶の活用
人が見ること以外で周りのことがわかることの確認
・聞いてわかる
・触ってわかる など
(小学生には音当てクイズで「聞いてわかる体験」を実施)
② 画像を出しての、自分自身の工夫
③ 画像を映し出しての、ユニバーサルデザイン製品の紹介とその意味
④ 画像を映し出しての、バリアフリーデザイン製品の紹介とその意味
⑤ 人的サポートの重要さの説明
(小学生には、ちょっとした配慮、声掛けの体験を実施)
(5)児童生徒自身が受けている、または受けてきた「配慮」の説明
(6)ジャンケンを通した障害を無くす配慮の体験 (小学生のみ実施)
(7)机と椅子を使った、「障害」「配慮」の体験
(8)簡単な社会モデルで捉えた障害の考え方の説明
(9)まとめメッセージ
・障害は作り出すこともなくすことも、みんなの気持ち次第でできること。
・お互いに配慮や共生の気持ちに溢れた社会ができることが、みんなが快適に暮
らせる社会の実現に繋がること。
学校からの感想
〈児童から〉
○みんなの思いやりが、みんなを幸せにしてくれるんですね。僕も相手の立場になって考える事を、これからも続けていきたいです。
○思いやりの心を持っているだけで、人と人の間に障害がなくなるんだなと思いました。一番心に響いた言葉はみんな違ってみんないいという言葉です。この授業を受けて障害のことを深く学べたと思います。これから私は人と人の間に障害を作らないように相手の気持ちになって考えて優しい社会を作りたいなと思っています。
○私は障害がある人は、色々大変だと思っていました。けれど私たちが配慮を心がければ、あまり大変にならないと知ることができました。他にも便利な道具のことや生活のことなど教えてくださってありがとうございました。これからは配慮を心がけたり、障害がある人が困っていたら声がけをしたり、その人の立場になって考えて行動しようと思いました。
○私はとても小さなことでも障害を作ってしまうことがわかりました。障害を作らないことがとても大切だと思いました。
○今回、思いやりという言葉を聞いて、皆に思いやりができていたかな、みんなの障害になっていないかと心配になってきました。でも、自分が思うにはちゃんとできていたと思います。これからは思いやりという言葉を忘れずに、みんなと一緒に遊びたいと思います。
〈先生から〉
○講師が視覚障害をもっていらっしゃるのに、すたすた歩いているのに感動し、努力してできるようになることの大切さを学んだ。
○障害は取り除けるものだと分かった。
○クイズを入れたり問いかけを多くしてくださったりしたので、児童は興味をもって口座に参加できた。