概要
実施施設名 | 横浜市立今宿南小学校 |
実施日時 | 令和3年11月24日(水)3校時・4校時 10:40~12:15 |
対象者 | 1年生2クラス65名、2年生2クラス44名 個別級 14名 合計 123名 |
内容
(1) 導入
(2) わたしの生活 家の外
○ 白杖歩行 白杖の2つの役割 と 点字ブロックの意味
○ 人と歩く方法
○ 盲導犬歩行 盲導犬がしていること と されると困ること
○ 周囲の人の配慮で障害が激減する
○ どんな仕組みや配慮があったら見えない人にも信号の合図が伝わるか?
○ 寸劇を使って 障害を作る人無くす人の確認
○ 代表児童の誘導体験
(3) 見ること以外でわかること
○ 五感のうちの視覚以外の四感の確認
○ 音あてクイズ
○ 四感の再確認と記憶と経験の重要性の確認
(4) わたしの生活 家の中
《困ること と その解決法》
○ 情報が伝わらない仕組みの物は困る
→ 自分なりの工夫で解決していることもある
《困らないこと》
○ ユニバーサルデザイン製品の紹介とその意味
○ バリアフリーデザイン製品の紹介とその意味
(5) 前半の振り返り
→ 見えない人に「どんなときに障害がなくて」「どんなときに障害があるのか」
(6) 児童自身への応用
→ 児童自身が使っているバリアフリー製品・受けている配慮の確認
(7) 社会の障害を見つけて解決する演習
○ イラストを見ての演習
→ どこに障害があるか どうしたら解決できるか を考える
○ 実物を見ての演習
○ 障害は個人の体でなく社会にあることの確認
(8) 配慮の実践 じゃんけん大会
○ 見えない人も仲間に入れるじゃんけんの方法を考える
○ 実際に児童と講師とで ジャンケンを行う
(9) まとめメッセージ
○ 多様性の尊重→誰一人として同じ人はいない、互いの違いを理解して認め合う
ことで相手の立場に立てるようになるよ
学校からの感想
〈児童から〉
○なかまはずれの人がいないようにしたいです。思いやりをもっともちたいです。3つのキーワードをわすれないようにいきたいです。
○思いやりやなかまはずれをしない。それからみんなちがってみんないい、の3つのキーワードの中で思ったのが、こまることをしないことなんだと思いました。
○心がみんなきもちよい社会をめざします。
○点字ブロックのちかくや、上などにものをおいたり、上にじてんしゃをおいたりしないようにしたいです。
○目が見えなくてもできることがあるんだなあと思いました。思いやりのきもち、なかまはずれはしないで、言われたことをきちんとまもりたいです。
○もうどう犬にしないことは、目を見ない、さわらない、こえをかけない、ものをあげないことをしることができました。
〈先生から〉
○盲導犬を初めて見たという児童もおり、参加型の内容も含んでくださっていたので子どもたちがよく興味をもち参加できていました。
○写真や動画を交えてくださっていたのでとてもよかったです。