概要
実施施設名 | 横浜市立万騎が原小学校 |
実施日時 | 令和3年11月26日(金) 3校時・4校時10:30~12:00 |
対象者 | 4年生学年全体2クラス56名 |
内容
(1) 導入
(2) わたしの生活 家の外
○ 白杖歩行 白杖の2つの役割 と 点字ブロックの意味
○ 人と歩く方法
○ 盲導犬歩行 盲導犬がしていること と されると困ること
○ 周囲の人の配慮で障害が激減する
○ どんな仕組みや配慮があったら見えない人にも信号の合図が伝わるか?
○ 寸劇を使って 障害を作る人無くす人の確認
○ 代表児童の誘導体験
(3) 見ること以外でわかること
○ 五感のうちの視覚以外の四感の確認
○ 音あてクイズ
○ 四感の再確認と記憶と経験の重要性の確認
(4) わたしの生活 家の中
《困ること と その解決法》
○ 情報が伝わらない仕組みの物は困る
→ 自分なりの工夫で解決していることもある
《困らないこと》
○ ユニバーサルデザイン製品の紹介とその意味
○ バリアフリーデザイン製品の紹介とその意味
(5) 前半の振り返り
→ 見えない人にとって、「どんなときに障害がなくて」「どんなときに障害が
あるのか」
(6) 児童自身への応用
→ 児童自身が使っているバリアフリー製品・受けている配慮の確認
(7) 社会の障害を見つけて解決する演習
○ イラストを見ての演習
→ どこに障害があるか どうしたら解決できるか を考える
○ 実物を見ての演習
○ 障害は個人の体でなく社会にあることの確認
(8) 配慮の実践 じゃんけん大会
○ 見えない人も仲間に入れるじゃんけんの方法を考える
○ 実際に児童と講師とで ジャンケンを行う
(9) まとめメッセージ
○ 多様性の尊重 → 誰一人として同じ人はいない、互いの違いを理解して認め
合うことで相手の立場に立てるようになるよ
学校からの感想
〈児童から〉
○「社会の中で障害を無くす」ということを気にしてみたいです。障害を無くすと、どんな人でも気持ちよく生活できると思うからです。
○障害は、人が目が見えなかったり足が不自由だったり耳が聞こえなかったりすることだと思っていました。でも、体に何も無くても簡単に障害になったり、気づかないうちに人を困らせてしまうことがあるだなんて、知らなかったので、これから気をつけようと思いました。
○いつもは自信がなく無視をすることがあるけど、話を聞いて、困っている人を助けたいと思いました。
○話で一番心に残ったことは バリアフリーの話です。 バリアフリーという言葉は知っていたけどくわしくはよくわかりませんでしたし、自分には関係がないと思っていました。でも話を聞いて バリアフリーは自分に関係があり 身近にあるということを知りました。例えば椅子をしまうという小さいことでもバリアフリーになり 人のためになるんだなと、思いました。
○ちゃんと椅子をしまったり、友達が困っていたら手伝いたいと思います。
〈先生から〉
○お話だけでなく、クイズやじゃんけんなど体験があってよかったです。
○だれもが安心して過ごせる社会にしていくために、できること、変わっていけることを子どもたちなりに、じっくり考えることができた貴重な時間でした。