概要
実施施設名 | 横浜市立さつきが丘小学校 |
実施日時 | 令和3年12月20日 8:50~10:05 |
対象者 | 4年生学年全体3クラス 96名 |
内容
(1) 導入
(2) わたしの生活 家の外
○ 白杖歩行 白杖の2つの役割 と 点字ブロックの意味
○ 人と歩く方法
○ 盲導犬歩行 盲導犬がしていること と されると困ること
○ 周囲の人の配慮で障害が激減する
○ どんな仕組みや配慮があったら見えない人にも信号の合図が伝わるか?
○ 寸劇を使って 障害を作る人無くす人の確認
○ 代表児童の誘導体験
(3) 見ること以外でわかること
○ 五感のうちの視覚以外の四感の確認
○ 音あてクイズ
○ 四感の再確認と記憶と経験の重要性の確認
(4) わたしの生活 家の中
《困ること と その解決法》
○ 情報が伝わらない仕組みの物は困る
→ 自分なりの工夫で解決していることもある
《困らないこと》
○ ユニバーサルデザイン製品の紹介とその意味
○ バリアフリーデザイン製品の紹介とその意味
(5) 前半の振り返り
→ 見えない人にとって、「どんなときに障害がなくて」「どんなときに障害
があるのか」
(6) 児童自身への応用
→ 児童自身が使っているバリアフリー製品・受けている配慮の確認
(7) 社会の障害を見つけて解決する演習
○ イラストを見ての演習
→ どこに障害があるか どうしたら解決できるか を考える
○ 実物を見ての演習
○ 障害は個人の体でなく社会にあることの確認
(8) 配慮の実践 じゃんけん大会
○ 見えない人も仲間に入れるじゃんけんの方法を考える
○ 実際に児童と講師とで ジャンケンを行う
(9) まとめメッセージ
○ 多様性の尊重→誰一人として同じ人はいない、互いの違いを理解して認め合う
ことで相手の立場に立てるようになるよ
学校からの感想
〈児童から〉
○私は「誰もが楽しく暮らせる社会」を想像しながら、話を聞きました。世の中のこと、障害の関係や社会の障害など、色々なことを学びました。
○他の人の配慮が無いだけで、いろんな人が困ってしまうことがわかりました。僕も皆に思いやりをして、障害を減らしたいと思いました。
○社会の障害を無くすために、私たちができることは意外と結構ありました。本をきちんと置いたり、椅子をしまったりするという身近なことから始められるので、気をつけます。
○盲導犬には声をかけない、触らない、餌をあげない、目をじっと見ないなんていうルールがあるなんて、初めて知りました。
○日常で困ることなども障害だということを知りました。駅などではバリアフリー化やユニバーサルデザインを取り入れているところが多いが、まだ配慮が出来ていないことがあると知り、自分にも何かできることはないか考えるきっかけになりました。
〈先生から〉
○視覚のことに特化していない、誰もが「あるある」「気を付けよう」と思えるような内容でとてもよかったです。
○子どもたちに積極的に声を出させたり、じゃんけんを一緒にやったり、担任が寸劇に参加するなど、よく考えられている講座だと思いました。