概要

実施施設名横浜市立浅間台小学校
実施日時令和3年12月 9日 10:40~11:20 3年生 11:30~12:15 4年生
対象者3年生学年全体2クラス58名 4年生学年全体2クラス60名

内容

(1) 導入

(2) 見ること以外でわかること

(3) 講師の生活を通じて

  すでにある見ること以外からの情報の活用、

  ユニバーサルデザイン・バリアフリー・人的配慮があったら障害なく暮らせる、

  障害がある事例を通じて、なぜ障害が起きるのかを考える、

  その後自分なりの工夫で障害を無くすこともできることの紹介

  寸劇を使って「排除の差別」「哀れみの差別」の事例紹介、

  人的配慮による障害の除去(誘導法の紹介)

  代表児童生徒の誘導体験(時間等により実施しない場合あり)

(4) 児童・生徒自身が受けている配慮の確認

(5) 障害発見演習

  (小学生は、配慮の実践、じゃんけん大会の実施、負け残り児童の表彰の実施)

  (時間等の都合により実施しない場合あり)

(6) まとめメッセージ

(7) 質問タイム  (時間により実施しない場合あり)

学校からの感想

〈児童から〉

○私は今までは障害はその人自身にあることだと思っていました。だけど今は誰かが作ってしまうものだとわかりました。だから今誰が何を求めているかを考えたいです。

○障害を最初は生まれた時から一部の人だけが持つんだと思ってたけど、最後には人が相手のことを考えて行動するかしないかで、障害ができたりなくすことができるんだなと思いました。配慮も大事なんだなと思いました。

○私は今日の学習で障害は自分たちで少なくできることがわかりました。なので私は全ての事をきちんとやろうと、改めて思いました。街で困っている人がいたら助けたいです。

○目の見えない人でも、思いやりや配慮があれば困らないことに気がつきました。これからも障害を作らないように気をつけたいと思います。

○自分たちの行動で障害が起きるのか起きないかが決まる、ということが分かったのでこれからは少しでも障害を減らしたいと思いました。

〈先生から〉

○体験的、視覚的に学習することができ、児童もよく理解できていたと思います。

○「助けてあげなきゃ」という気持ちも差別であり、共生社会のためには「お互いの価値を発揮できる」ようにしていくことが望ましいことがよく分かりました。障害は生み出されるものという言葉が、子どもによく響いていたと思います。

○障害は生み出されるものという考え方を新たに知り、思いやりについて考える姿が見られました。和やかに自己受容・他者受容ができるような子どもたちに育ってほしいと願っています。