概要
実施施設名 | 横浜市立上菅田笹の丘小学校 |
実施日時 | 令和3年12月13日 8:50~10:05 |
対象者 | 4年生学年全体 150名 |
内容
(1) 導入
(2) 見ること以外でわかること
(3) 講師の生活を通じて
すでにある見ること以外からの情報の活用、
ユニバーサルデザイン・バリアフリー・人的配慮があったら障害なく暮らせる、
障害がある事例を通じて、なぜ障害が起きるのかを考える、
その後自分なりの工夫で障害を無くすこともできることの紹介
寸劇を使って「排除の差別」「哀れみの差別」の事例紹介、
人的配慮による障害の除去(誘導法の紹介)
代表児童生徒の誘導体験(時間等により実施しない場合あり)
(4) 児童・生徒自身が受けている配慮の確認
(5) 障害発見演習
(小学生は、配慮の実践、じゃんけん大会の実施、負け残り児童の表彰の実施)
(時間等の都合により実施しない場合あり)
(6) まとめメッセージ
(7) 質問タイム (時間により実施しない場合あり)
学校からの感想
〈児童から〉
○目が見えることが当たり前ではないことを知りました。ユニバーサルデザインやバリアフリーなどの商品は障害のある人も使いやすいものだとわかりました。もし大人になって箱を作る会社に入ったら、点字などを付けて障害をなくしたいと思います。
○今日の授業を受けて、最初は障害をなくすことは難しいと思っていたけれど、身近にも出来る事があると分かったので、これから自分にできることはやっていけたらいいなと思いました。まず身近にあることから、そしてどんどん障害を無くしていけたらいいと思いました。
○ユニバーサルデザインやバリアフリーなどたくさんの仕組みを考えてくれた会社は皆が安心してできる仕組みを考えていたので私も何か皆が安心して過ごせるようにしてみたいです。障害を作るのではなく障害をなくす人になりたいです。この授業でわかったことは「声を掛け合って、安心して過ごすこと」です。
○目の見えない人でも、ちょっとした工夫があれば障害のない人になれることを学びました。ユニバーサルデザインやバリアフリー商品があることで、配慮や共生という思いやりや、気持ちにつながってくると思いました。みんな違ってみんないいという、みすずさんの作品で出てきた言葉が、みんなの違いが大切であり、宝であると思いました。障害をなくす人になりたいです。
○目が見えない人は最初すごく色々大変だと思ってたけど、今日の授業で目が見える人も見えない人も使える思いやりがあるものがあることを知り、障害を作る人と障害を無くす人がいるということを知りました。自分は障害を無くす人になりたいと思いました。
〈先生から〉
○児童の話の聞き方から、お話が具体的でわかりやすく、間に入る寸劇も日常的なもので親近感がわくものであったため、何がいけなかったか・どうするとよかったか、が考えやすいものでした。
○小さいことから、身の回りの障害について考えられる児童が増え、行動に移せている姿が見られました。また、教師の方も、改めて福祉教育とは何か、を考えられるきっかけとなり、大変勉強になりました。