概要

実施施設名横浜市立仏向小学校
実施日時令和3年12月7日 3校時 10:45~11:35
対象者3~4年生学年全体 183名

内容

(1)3つのキーワードを画像に映し出して全員で声を出して読む

(2)講師の自己紹介と体験談

(3)画像を出して、代表生徒への「配慮」と「障害」の関係の問いかけ 
   (中学生以上に実施)

(4)日常生活の紹介

  ① 五感のうちの視覚以外の四感+記憶の活用

   人が見ること以外で周りのことがわかることの確認

   ・聞いてわかる

   ・触ってわかる など 

     (小学生には音当てクイズで「聞いてわかる体験」を実施)

  ② 画像を出しての、自分自身の工夫

  ③ 画像を映し出しての、ユニバーサルデザイン製品の紹介とその意味

  ④ 画像を映し出しての、バリアフリーデザイン製品の紹介とその意味

  ⑤ 人的サポートの重要さの説明 
   (小学生には、ちょっとした配慮、声掛けの体験を実施)

(5)児童生徒自身が受けている、または受けてきた「配慮」の説明

(6)ジャンケンを通した障害を無くす配慮の体験 (小学生のみ実施)

(7)机と椅子を使った、「障害」「配慮」の体験

(8)簡単な社会モデルで捉えた障害の考え方の説明

(9)まとめメッセージ

  ・障害は作り出すこともなくすことも、みんなの気持ち次第でできること。

  ・お互いに配慮や共生の気持ちに溢れた社会ができることが、みんなが快適に暮
   らせる社会の実現に繋がること。

   

学校からの感想

〈児童から〉

○僕はお話を聞いて、目が見ええない人を障害者にさせているのは周りの人だと思いました。
僕は、これからは困っている人がいたら声をかけたり、僕自身も障害になるようなことをしないようにしたり、障害になるようなものがあったらどかしてあげたいです。

○私は配慮・共生・みんな違ってみんないい の大切さを学びました。また障害も一つの素晴らしい個性だと知って、自分の個性を大切にしようと思いました。バリアフリーデザインやユニバーサルデザインのように障害をなくしていきたいと思いました。ちょっとしたことでできる配慮、特に大事にしたいです。

○配慮は障害者だけではなく、普通に毎日を生活している人にも、とても大切なんだなと思いました。それに障害があってもなくても、お互いに助け合い生きていきたいと、とっても思いました。しかもみんな違ってみんないいということはみんな違っても一人一人の個性があるのだと思いました。

○話を聞いて、以前まで気にしていなかった障害の方にだけでなく、困っている人のことを配慮したり助けてあげると、自分もそれでとても助かり、それに相手に配慮をしてあげると、とても助かったという気持ちになるということも分かったので、僕達も大人でも子供でも関係なく、丁寧に配慮をして助けられたらいいなと思った。これからは様々な人の障害を無くす配慮をして、色々な人のことを助けたいです。

○視覚障害を持っている人にも友達にも、これからも親切にしていきたいと思いました。私は諦めてしまう癖があって、きょうの話を聞いて諦めるのではなく努力してここまでやってみるということを考えることにしました。私はこれから思いやりをもつこと、優しさ、親切の大切さを知りました。自分のことを大切にしながら心を支えあって生きていきたいです。

〈先生から〉

○体験に興味を持って聞いていた。

○集中が続くような全体構成がよかったです。