概要
実施施設名 | 横浜市立川井小学校 |
実施日時 | 令和3年12月 14日 11:05~12:20 |
対象者 | 4年生学年全体 62名 |
内容
(1) 導入
(2) 見ること以外でわかること
(3) 講師の生活を通じて
工夫による日常生活の紹介とすでにある見ること以外からの情報の活用、
ユニバーサルデザイン製品・バリアフリー製品・人的配慮
社会の仕組みがあったら障害なく暮らせること
(4) 障害がある事例を通じて
伝え方の体験と先生による誘導デモ
(5) 児童自身が受けている配慮の確認
(6) 障害発見演習
ジャンケンを通した、障害、配慮の体験
机と椅子を使った寸劇
簡単な社会モデルで捉えた障壁の考え方の説明
(7) まとめメッセージ
学校からの感想
〈児童から〉
○今日のお話を聞いて、自分の周りの人が色々な思いやりをもっているんだなと思いました。私は大人になってお店を開いたとしたら、スロープや目の不自由な人も気楽に行けるように頑張ると思います。
○普通の人でも障害があるって聞いて、確かにそうだなって思いましたし、自分も相手に障害を与えていないかと振り返りました。マラソンをする時でも、“きずな”を持ってビブスを着て隣にいる人と一緒に走っていて、色々な工夫がされていてすごいなと思いました。ちゃんと使ったものを元に戻さないと困ると聞いて、障害を出さない人にしようと思いました。3つのキーワード、配慮、思いやりと共生と、みんな違ってみんないいをやりたいと思いました。
○みんな違ってみんないいを覚えて、仲間外れなどいじめないで誰にも優しくしたいです。思いやりを持つことで多くの障害を防げると思うので、思いやり配慮を覚えてたくさんの人に使いたいです。気持ちを大切にすることで、自分の心も相手の心も優しくなったり、綺麗になると思います。そのために誰にでも思いやり、みんな違ってみんな良い、声かけなどを覚えたいです。
○障害の人だけではなく見えている人でも障害を作ったりなくしたりすることはあることだとわかりました。私はこれから家に帰るときやお出かけをする時に障害のある人に会った時に声をかけたり誘導したりしたいです。自分にできることをしたいです。またお友達が困っていたら助けていきたいです。
○みんな違ってみんないい。とてもいい言葉でした。私はこのお話を聞いて困ってる人を助けようと思いました。共生は人を助ける。私はなかなか人に話しかけるのが苦手です。でも、勇気を振り絞って聞いてみようと思いました。
○私たちが生活の中でみんなに障害を作っているかもしれないと考えて、思いやりはとても大切なことだとわかりました。クラスや友達などに自分以外の人たちは、自分と似ていたり同じ特技や、趣味を持っている人もいるけれど みんな違うところもあると知って、すべていいところだと、わかりました。
〈先生から〉
○声を出したり、教師がデモをしたり、スライドで画像を多く見たことなど子どもにとって興味深く、理解につながる内容でした。
○教員にとっても、何が障害でどうすればとりのぞけるのかなど、理解が十分でなかった点に気づくことができました。