概要
実施施設名 | 横浜市立白根小学校 |
実施日時 | 令和3年11月30日 5~6校時 13:30~15:00の内 60分 |
対象者 | 4年生学年全体3クラス 118名 |
内容
(1)3つのキーワードを画像に映し出して全員で声を出して読む
(2)講師の自己紹介と体験談
(3)画像を出して、代表生徒への「配慮」と「障害」の関係の問いかけ
(中学生以上に実施)
(4)日常生活の紹介
① 五感のうちの視覚以外の四感+記憶の活用
人が見ること以外で周りのことがわかることの確認
・聞いてわかる
・触ってわかる など
(小学生には音当てクイズで「聞いてわかる体験」を実施)
② 画像を出しての、自分自身の工夫
③ 画像を映し出しての、ユニバーサルデザイン製品の紹介とその意味
④ 画像を映し出しての、バリアフリーデザイン製品の紹介とその意味
⑤ 人的サポートの重要さの説明
(小学生には、ちょっとした配慮、声掛けの体験を実施)
(5)児童生徒自身が受けている、または受けてきた「配慮」の説明
(6)ジャンケンを通した障害を無くす配慮の体験 (小学生のみ実施)
(7)机と椅子を使った、「障害」「配慮」の体験
(8)簡単な社会モデルで捉えた障害の考え方の説明
(9)まとめメッセージ
・障害は作り出すこともなくすことも、みんなの気持ち次第でできること。
・お互いに配慮や共生の気持ちに溢れた社会ができることが、みんなが快適に暮
らせる社会の実現につながること。
学校からの感想
〈児童から〉
○僕はこれからの自分は障害を無くせるようにしたいです。理由は全ての人が困らないようにすれば、人の害が無くなって、みんな幸せになれるからです。
○話を聞いて、一人ひとりの思いやりが障害を減らすのに大切なんだと思いました。今まで、困っているお友達がいても恥ずかしくて声をかけたりできなかったので、自分の近くに困っている人がいたら、まずは声をかけられるように頑張ります。
○目が見えない人は、白杖を持って出歩いていることを知りました。みんな違ってみんないいという言葉が心に残りました。白杖を持っていない人でも助けようと思いました。邪魔な物が落ちていたり置いてあったら、どかしたりして、人の役に立てたらなと思いました。私も困った時は助けてもらいたいです。また人にお手伝いしていきたいです。
○今日の人権学習で人はいろいろな個性があって一人ひとり違うことに気がつきました。目の不自由な人だけではなく、私たちのように目の見える人にも障害があるので、その障害を自分たちで無くせたらいいと思いました。
○自分が気づかなかっただけで、たくさんの思いやりがあるんだなと思いました。最後に講師の人が自分が目の見えないことを個性と言っていたのが、とてもすごいなと思いました。 何か困っている人がいたら、声をかけてあげようと思いました。
〈先生から〉
○視覚的にわかりやすく進めていただけてよかったです。
○子どもたちは、よく理解していたと感じましたが、まだまだ使う言葉には気になる点がありました。継続して人権学習に取り組んでいきたいと思いました。