概要
実施施設名 | 横浜市立荏田西小学校 |
実施日時 | 令和5年1月16日13:15~14:45(内60分) |
対象者 | 4年生学年全体4クラス142名 |
内容
(1)3つのキーワードを画像に映し出して、全員で声を出して読む
(2)講師の自己紹介
(3)白杖歩行とは
(4)日常生活の紹介
①五感のうちの視覚以外の四感+記憶の活用
人が見ること以外で周りのことがわかることの確認と体験
・聞いてわかる
・さわってわかる など (音当て体験含む)
②画像を出しての、自分自身の工夫
③画像を映し出しての、ユニバーサルデザイン製品の紹介とその意味
④画像を映し出しての、バリアフリーデザイン製品の紹介とその意味
⑤人的サポートの重要さを説明
(4)ちょっとした配慮、声掛の体験
(5)ジャンケンを通した、障害、配慮の体験
(6)児童自身が受けている、受けて来た「配慮」を具体的な事例を挙げて説明
(7)机と椅子を使った、障害、配慮の体験
(8)簡単な社会モデルで捉えた障壁の考え方を説明
(9)まとめ
社会にある障害は作り出すこともなくすこともみんなの気持次第で出来ること
お互いに配慮や共生の気持に溢れた社会が出来ることが、みんなが快適に暮らせる社会の実現に繋がること
学校からの感想
〈児童から〉
○一つ一つの行いが障害を作ってしまうということが、びっくりしました。 でも、そのたった一つの方法を、配慮に変えることで障害を無くすことができるという大切なことがわかりました。 でも、それより大切だと思ったことは、みんな違ってみんないい。 自分のことも相手のことも受け入れることだと私は思いました。
○お話を聞いて障害について知りました。 初めて配慮の意味を知り、思いやりはとても大切なんだなと気づくことができてよかったです。 私はこれからできるだけ多くの人に配慮し、障害をなくす人になりたいと思います。
○お話を聞いて目が不自由な人の工夫や、他の人の配慮などについて詳しく知ることができました。 これからは障害を作らないためにどうするかなどを考えて、行動をしていきたいです。
○私はこの学習で思いやりの大切さが改めてわかりました。なので何か障害がある人に限らず、思いやりをもって生活して、授業でもあったように障害を作らない、障害をなくすという気持ちを大切にしていきたいと思いました。
○色々な人が使いやすいように配慮されているということがわかりました。障害がある人だけではなく、僕たちも配慮されているということも知れました。なので、たくさんの人に思いやりをしていきたいです。
〈先生から〉
○たくさんの障害が身近にあることを理解できる内容でした。多くの児童がそれに気づくことができていました。
○講座後、児童たちは、「配慮」ってどう書くんですか。と口々に言っていたくらい、「配慮」という言葉が心に残ったようでした。次の日も、その次の日も、「配慮」「思いやり」を大切にしていきたいね、とクラスの目標になるくらい浸透していました。大切にしたい考え方が一つ増えたことが良かったなと思いました。