概要
実施施設名 | 横浜市立栗田谷中学校 |
実施日時 | 令和5年10月27日 クラスごとに実施 |
対象者 | 1年生 4クラス158名 |
内容
(1)導入
○講師の自己紹介と講座の参加の仕方について
○講座目的とキーワード
(2)目の見える人も視覚以外を使って生活していることの想起
(3)日常生活
○既存状況で障害がない事例
○社会の仕組みで障害がない事例
○見えるのがあたりまえとして作られているものには障害がある
→自分なりの工夫で障害を無くす
→人の配慮が障害をなくす ※盲導犬の役割等、含む
(4)生徒自身が受けている配慮の想起
(5)障害はどこにあるのか、どうしたら解決できるのかの演習
(6)まとめメッセージ
学校からの感想
〈生徒から〉
○僕が今回の講座を受けて、大切だと思ったことは、障害者に障害があると考えるのではなく、障害者と世の中、他の人達の間にある壁のようなものが障害だと考えることだと思いました。それをなくしていくために、僕たちが、もっとお互いに気持ち良く過ごしていけるような社会を作っていきたいと思いました。
○配慮、共生、みんな違ってみんないいという3つのワードを私は忘れません。お互いの思いやり、もし自分が相手の立場だったらどういう声かけなどが嬉しいかなどを考え、お互いに好印象な状態で助け合いができるととてもいいなと思いました。それをどのように変えていくかがとても大切だし、私達にできることはよりどんな人(健康な人、障害を持ってる人、老若男女問わず)でも楽しく過ごせる社会を創り上げていくことだなと思いました
○すべての人が壁の無いようにする。障害がある人が悪いのではなくすべての人の苦手をカバーできるような工夫が大事。
○目が見えないから何かあるわけではなく今の世の中が目が見えるのが普通だからその基準でものを作っているということが印象に残った。また、盲導犬がもう行き先がわかって動いているのかと思っていたけどそうじゃなかったことを初めて知った。
○人として考えさせられる学習でした。障害のある方と、障害のない方。そこに壁があってはならないと思います。「特別扱い」と「思いやり」も違います。「おもいやり」は困ってることがないか聞いてみたりすることです。人として、障害がある、ない関係なく「思いやり」のできる人になりたいです。
〈先生から〉
○事前学習ではあまり興味を持っていなかった生徒も当事者の話は積極的に聞いていました。
○いろいろと気づくことがあり、大変勉強になりました。