概要
実施施設名 | 横浜市立秋葉中学校 |
実施日時 | 令和5年11月2日 2~3校時 |
対象者 | 1年生 学年全体6クラス206名 |
内容
(1)3つのキーワードを画像に映し出して全員で声を出して読む
(2)講師の自己紹介と体験談
(3)画像を出して、代表の生徒さんに、「配慮」と「障害」の関係を問いかける。
(4)日常生活の紹介
①五感のうちの視覚以外の四感+記憶の活用
人が見ること以外で周りのことがわかることの確認
②画像を出しての、自分自身の工夫
③画像を映し出しての、ユニバーサルデザイン製品の紹介とその意味
④画像を映し出しての、バリアフリーデザイン製品の紹介とその意味
⑤人的サポートの重要さの説明
(5)生徒自身が受けている、または受けてきた「配慮」の説明
机と椅子を使った、「障害」「配慮」の体験
(6)簡単な社会モデルで捉えた障害の考え方を説明。
(7)まとめメッセージ
学校からの感想
〈生徒から〉
○僕はもともと障害には無縁だと思っていました。でも、今日の講話を聞いて、配慮がとても必要で誰でも障害を作ったり無くしたりすることができて、自分にも関係があると知れました。僕は障害を無くしたいです。
○目が見えなくても見えてもお互いが配慮し、障害を無くしていこうとする意識が大切だと思った。また、目が見えないことが障害なのではなく、目が見えない人が困るような状態があることが障害となっていると考えた。
○僕は目が見えなくなることは怖いなといつも思っていましたけれど、みんなが思いやりの気持ちを持てば、それほど怖くないということがわかりました。
○目が見えなくなってもできないことをそのままにしないのが前向きでいいなと思いました 今回の授業で障害があることで困る時や配慮の大切さを知りました これからはもっと周りの人たちに思いやりの気持ちを持って接していこうと思います
○体にある障害だけではなく、社会にある障害があることが分かりました。みんなが配慮していくことで障害がなくなり、みんなが過ごしやすくなると思いました。障害者=違う人ではなく、みんな同じ権利があることを忘れてはいけないと思った。
○身の回りにはいろいろな障害があり、それを無くす配慮があることを知りました。私が気づかないところにもたくさんの配慮があることを知り、それと同時に自分が知らず知らずのうちに障害を作ってしまっていることもあるのではないかと思いました。他にも「何ができなくなったか」ではなく「何をできるようにするか、できるようになったか」というポジティブな考え方を教えてもらいました。私は病気とかを治すことはできないけど、困っている人の障害をなくし 自分が まず 配慮することをしようと思いました。
〈先生から〉
○スライドでのプレゼンテーションだけでなく、代表生徒たちと一緒に生徒が考える時間を設けていただいたので、皆で考えてる、とてもよい時間になりました。
○社会にある障害を生徒に伝えていただけてよかったです。また、ユニバーサルデザインの例をお知らせしていただけたこともよかったです。
○職員からも、講話の内容がとてもよかった、という意見がありました。