概要
実施施設名 | 横浜市立境木小学校 |
実施日時 | 令和5年12月11日 10:45~11:30 |
対象者 | 5,6年生 学年全体136名 |
内容
(1)導入
○講師の自己紹介と講座の参加の仕方について
○講座目的とキーワード
(2)目の見える人も視覚以外を使って生活していることの想起
(3)日常生活
○既存状況で障害がない事例
○社会の仕組みで障害がない事例
○見えるのがあたりまえとして作られているものには障害がある
→自分なりの工夫で障害を無くす
→人の配慮が障害をなくす
(4)児童自身が受けている配慮の想起
(5)障害はどこにあるのか、どうしたら解決できるのかの演習
(6)まとめメッセージ
学校からの感想
〈児童から〉
○最初はあまり深く考えられなかったけれど、聞いていると、バリアを自分が生み出しているのかもしれないと思いました。まずは身の回りの人のことを考えて行動したいと思いました。また、困っていることや助けて欲しいことを友達に相談したいです。みんなが違うことで 人の良さが生まれるのだと思いました。
○最初、障害は人のからだにあるものだと考えていました。しかし、お話を聞いて、障害を作ってしまうことがあることが分かりました。周りと違うのは決して悪いことではなく、迷惑ではない。迷惑をかけるというのは障害やバリアを作り出す人ということが分かりました。これからは 人の気持ちを考えて行動したいと思います
○今まで私は心の奥で「障害は自分には関係ない」と思っているところがありました。でも、この講座を聞いて「自分の身近にあることなんだ、自分にも障害の壁があるんだ」と感じました。からだに障害のある人の方が大変だと思うけれど、これからはそういう人にも自分からしっかり声をかけて、配慮をしたり仲間はずれをなくしたりして、障害のない世界を作りたいです。
○今回の講座を聞いて誰もが平等に障害なく過ごしていくためには、一人一人の配慮が大切だと知りました。現在はユニバーサルデザインやバリアフリーなども進んでいるのにもかかわらず、まだ不十分なことを知ったので、これからの生活で誰に対しても配慮して障害や苦しむ人を減らしていきたいなと思いました。
○からだに障害がある人は何もできないわけではなく、バリアフリーなものや自分たちの配慮で障害をなくすことができ、からだの障害は悪いものではなく、みんな違ってみんないいということが学べました。
〈先生から〉
○事前打ち合わせは教職員の人権学習へ向かう意識付けとしてもとても良かったと思います。
○児童は、しっかりと話に向き合っていたと感じました。