概要
実施施設名 | 横浜市立川井小学校 |
実施日時 | 令和5年12月18日 11:05~12:25 |
対象者 | 4年生 学年全体39名 |
内容
(1)導入
○講師の自己紹介と講座の参加の仕方について
○講座目的とキーワード
(2)目の見える人も視覚以外を使って生活していることの想起
(3)日常生活
○自分自身の工夫
○ユニバーサルデザイン製品、バリアフリーデザイン製品の紹介とその意味
○人がする手伝い、サポートの重要さを説明
(4)児童自身が受けている配慮の想起
(5)障害はどこにあるのか、どうしたら解決できるのかの演習
(6)まとめメッセージ
学校からの感想
〈児童から〉
○ 白杖とか、 点字ブロックとかは知っていたけど、体の障害とは違って、みんなで 作ってしまう障害があるのは初めて知りました。
○白杖を持っている人が100%目が見えないわけではないことが分かりました。白杖を持っている人は、いつも困ってるのではないことがわかりました。これからは困っているのか確認してから 困っていたら助けたいです。
○困っていそうな目の不自由な人や、そうでない人にも優しくなりたいです。僕は障害をなるべく 減らせる人になりたいです。
○ 障害は色々なところで起きるから、自分も気をつけようと思った。障害がある人はもちろん体に障害がない人も困ったら助けてあげたい。これからも 思いやりのあるクラスにしたい。 みんなで仲良く楽しいクラスにしたい。
○社会には目が見えない人だったり、聞こえない人だったり、いろいろな人がいることが分かりました。 だけどそれは悪いことじゃないんだと思いました。椅子を出しっぱなしだったり 本が取れなかったり 僕の中でも障害はあります。社会で障害はたくさんあって、自分も作ったり 友達も作ったり、 その他の人も 障害を作ったりしていることがない世界がいいです。
〈先生から〉
○教室にもどると、「配慮、共生、みんなちがってみんないい」というキーワードを唱えている児童がいました。自分たちが障害を作っているかもしれないってことだよねと質問する児童もいました。いろいろな気付きを感じていました。4年生にとって分かりやすく身近に感じられる内容を選んでくださったので、自分事として考える児童が多かったと思います。
○私たち教員も考えさせられる内容ばかりで、その後の指導に活かしていきたいと感じました。性別、年齢、得意、不得意、相手のことを思いやって協力して生活していくことを、子どもたちが自然と感じられるように、日頃の教育活動の中で声掛けしていきたいです。